先週のギリシャの話はこちら。
http://jovivi.seesaa.net/article/139757407.html
今週は一気に円高、株安、ユーロ安、リスク資産下落、が進みました。
どこもかしこも株安。
運用先通貨が売られて円をはじめとするファイナンス通貨が買われて上昇。
原油や銅をはじめコモディティ価格は下落。
ドル高がすすんだことで金価格も下落。
ボラティリティ指数は上昇。
新興国債券やハイイールド債の価格が下落して上乗せ金利が増大。
完全にスイッチバック電車は左から右へ。
株⇔債券
高リスク資産⇔低リスク資産
低流動性資産⇔高流動性資産
運用先通貨⇔ファイナンス通貨
ギリシャのCDSは先週お話しした556bpsから一気に600bpsを超え、625までいきました。
先週も書きましたが、ユーロ圏内には、他にも信用力を懸念されている国があって、それらの国のCDSも100bpsを超えています。これじゃユーロが下がるのはしょうがないなって感じですね。
アイルランドはAA-ですが138
ポルトガルはAAで206
イタリアはAA-で129
スペインはAAAで153
までいきました。
A+の中国が42
A+の韓国が73
Aのチリが35
BBB+の南アフリカの90
BBBのタイが66
BBBのロシアが95
BBB-のブラジルが73
BBB-のペルーが72
BB+のコロンビアの91
BB+のインドネシアの107
で、これらの、先に挙げたユーロ圏の先進国より低い格付を与えられている新興国よりもCDSが高くなっています。
そういえば、4日には、格付け会社のS&Pがウォーレン・バフェット氏のバークシャーの格付をAAAからAA+に格下げしました。
為替のほうはユーロ安はまぁどうにもならんとして、あとは高金利通貨ですよね。特に日本人がひたすら買いまくって価格を押し上げちゃってる通貨。もともと市場が大きくないところに、日本人得意の「右へ習え」「お隣さんがやってるから私も」「自分だけ乗り遅れるのはイヤ」「私だけ違うのはイヤ」という伝家の宝刀で巨大なマネートレインを作り上げて、市場規模とは桁違いの資金を突っ込んで価格を押し上げちゃってるようなところは危ないですよね。ヘッジファンドとかにも狙われやすいし。ちょっと考えてみれば分かることだと思うんですが、市場の大部分が日本人の買いだとしたら、そんな状態の市場で、日本人得意の「右へ習え」でみんなが一転して売りに回ったときに、一体誰がその売り物を買うんでしょうか。買う人いない市場の状態がどうなるのかは、今回の金融危機の中で強烈な例を見せて教えてもらったはずなんですが、どうもみんなそんなことを忘れて、せっせことお隣さんと同じものを買っていらっしゃるようで。
あくまでも、一例ですが、ブラジルレアルの売買高というのは3500億円程度です。デリバティブまで入れても1兆円程度です。
日本人がみんな一斉に売りに回った時に誰が買うんだろう、という視点で見てみることは大変重要です。
トヨタの一連のリコールの問題は、なんというか、残念の一言に尽きるかな・・・
完全に官僚化してる印象を受けます。
物凄い後手後手。
大丈夫か?
これまで何をしてきたんだろう。
組織の官僚化に気づかなかったのか、気づいていたのに対応しなかったのか。
もったいないなぁ・・・
残念だなぁ・・・
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