2008年04月12日

ここんとこのニュースから。

ちょっとまたいくつかニュースの話を。

まずこれ。
IMF(国際通貨基金)が今年の世界の経済成長率見通しを1月の予想4.1%から、3.7%に下方修正しました。まぁ、こないだまでマイナス成長だった国の人に心配されたくないわって言われそうですけど。お前んとこがしっかりせえ!って言われそうですけど。ちなみに下方修正は去年の7月以来で、これが3回目の下方修正。それでもアジアの新興国は08年が8.2%、09年が8.4%、中国は08年が9.3%、09年が9.5%、インドは08年が7.9%と09年は8%が予想されてます。アメリカの成長率が1月時点の予想の1.5%kから0.5%にまで引き下げられたのに、それでもこの水準です。世界経済の減速なんのその。強えなぁ・・・GDPに占める輸出の比率が低い国なんかは、内需が強ければそんなに他国に引っ張られずに自国の経済のスムーズな流れで成長していくことができますしね。まぁ、そうは言っても世界レベルで見ると、あの問題が片付かないことにはね・・・買い上げとか、公的資金の注入とかってのがアメリカで社会的に要求されるようになっていくためには、もうちょっと悪いニュースが出るとかとか、もうちょい状態が悪化しないと厳しいんでしょうね。ヨーロッパも元気ないですしね。で、イギリスは金利引下げと。日本の金融機関にもサブプライムローン絡みの損失が拡がってますよっと。あと、オーストラリアなんかでは、金融機関はあんまりサブプライムローンがらみの証券をあんまり持ってなくってホッとしたら自治体がいっぱい持ってた・・・みたいな。で、ここんとこちょっと落ち着いてますが、ちょっと前までオーストラリアの市場はちょっと混乱ぎみでした(もうちょっとちゃんと言うと、インターバンクレートと公定歩合の差のスプレッドが拡大)。

感電しちゃった人に触って自分も感電しちゃったらいけないので、まずは自分の身の安全を確保して、冷静になって、落ち着くこと大事ですね。悲観的にばっかりなってもしょうがないですし。

また、IMFのエライ人が「世界の経済は成長スピードの鈍化とインフレの加速という向かい風に直面している。世界的に食料品の価格が上昇している。氷と炎、つまり成長鈍化とインフレという両極端な現象が見られる」って発言しました。氷と炎って、これもまたすごい表現ですね・・・

中国やインドのインフレと他の国のインフレはまた意味合いが違いますからね・・・成長率の低い国にとっちゃたまらんですよ。中国とかインドなんかはむしろ、適切なペースダウンで喜ばしいくらいなのかもしれません。インフレを抑制しつつ、バブルも発生させずに、10%以上の成長を続ける、ってのはどうやら難しいらしいことはここ数十年の世界中の国々の事例から分かり始めてますし、7〜9%くらいが巡航速度として保てる限界なんじゃないかって感じですしね。実際に、7〜9%くらいのペースで国を運営していくことができたら、本当にちょっとの間に国を大変貌させることができるんじゃないでしょうか。中国とかインドほど体力がある国はそんなに多くないですし、成長率ちょっと落ちたくらいでちょうどいい、むしろ自然な形でスローダウンできてラッキーだった、なんて余裕でいられるのも中国とインドくらいでしょう。やっぱり今年のキーワードは年末年始にも言いましたが「スタグフレーション」です(その時の記事はこちら。http://jovivi.seesaa.net/article/75744813.html)。

朝起きてみたら円高進んでますね。円高は円高で進み、ドル安はドル安で進み、みたいな。アメリカ株もヨーロッパ株も下がってますねー。GEの決算っすか。GEは金融部門大きいですからね。普通の事業会社とはちょっと違いますよね。日本でもそっち系のファイナンスやってますし、個人向けだけじゃなくて法人向けのほうの数字も悪かったみたいですね。来週から金融機関をはじめ、大所の1-3月の決算発表始まりますし、みんな身構えてる感じですね。でもその一方で輸入物価指数はインフレ傾向を示してて・・・みたいな。

今朝からG7始まってますが、そこでものっすごいポジティブサブライズが!みたいなのは厳しいでしょうなぁ・・・「やっばいね・・・これ」「どうするよ・・・」「うはぁ・・・」みたいな感じになっちゃいますよね。突然いつも存在感薄い日本が「分かりました。うちが買わせてもらいまひょ。全部うちで引き取らせてもらいますわ。」とか言ってみたりとか・・・ないな。



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posted by ジョン太郎 at 07:18| Comment(3) | TrackBack(0) | ジョン太郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>インターバンクレートと公定歩合の差のスプレッドが拡大

ここらのニュースを目にした時、理解不能・・・
通常、金利の差がないものなんですよね?
債券の格下げ=価格下落=金利上昇
乖離が起きているのはこういうことなのでしょうか?
銀行の資金繰り・取引が困難になる・・・ってことでしょうか?

そういえば生保がコケた頃、GEの資本が入った時代がありましたね。
ニュースは、まんま情報、GDPの数字なんかもそう。
そこから何を読みとったり、感じとって、判断するかはそれぞれですが、
専門的な経済ニュースは、ホント難しいです。

昨年来のことは大きな出来事だと思いますが、まだまだ長生きするつもりなので、よく見聞き、学び、そして忘れず。

ブログ、参考にさせていただきます!

そうそう、ベアスターンズのFRBの措置のニュース見てから、日銀のHPで財務諸表、見ちゃいました^^
Posted by コジコジ at 2008年04月12日 22:54
はじめまして、あずです。

お給料も上がってくれるなら、インフレもいいかなと思ってます。
そんなに甘くはないですね。

実はかなり前から愛読させてもらってます(^^)
これからも遊びにきます〜よろしくお願いいたします♪
Posted by あず at 2008年04月13日 19:34
コジコジさん、
コメントありがとうございます。返事が遅くなってしまってすみません。インターバンクレートと公定歩合のスプレッド拡大の解説の記事を書きましたのでご参照ください。
http://jovivi.seesaa.net/article/93907912.html

あずさん、
こんにちは!はじめまして!コメントありがとうございました。お給料が上がるインフレってのは期待しにくいかもしれないですねー。
ブログのほうにもお邪魔させていただきました。
これからもどうぞよろしくお願いします。
Posted by ジョン太郎 at 2008年04月19日 14:51
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