2008年03月20日

利下げと日銀総裁人事と

珍しく2話連続で更新ですよ!さっき書いた記事もマジメじゃないわけじゃないんですが、こっちはお金の話ですよ。

えっと、アメリカは市場の予想と期待の通り0.75%の金利引下げを実施。それを受けて円は100円まで一気に戻し、株も大幅反発と。そりゃあ利下げしないわけにはいかなったんでしょうけど、どうも私としてはしっくりときません。こんな金利の引き下げで喜ぶ市場参加者もどうかと思いますし、このままこんなことの繰り返しをして下げる金利がなくなった後にはどうするんだろうと不思議に思いますし、この問題の根本的な解決につながるような対策がいまだに出てきていないことにも気持ち悪さを感じます。

(FOMCとかFRBってなんだ?って方はこちらの記事の後半でその辺の解説をしてます。http://jovivi.seesaa.net/article/18582135.html

アメリカという国は現在、消費者物価指数の上昇率が4%程度(2月の前年同月比+4.0%、2007年通年+4.1%)になっています。変動が激しい食品・エネルギー関連を除いたコア物価指数の上昇率でも2月は前年同月比で+2.3%でした。金利が0.75%引き下げられて2.25%になったということはインフレ差し引き後の実質金利はマイナスということになります。もし、世の中の物価が5%上昇する時に、金利1%でお金を借りることができるとしたらどうしますか?実質金利は1%−5%=−4%で実質マイナス金利です。この状態だとお金を借りて物を買う、投資をする、だけで儲けが出るわけで、歪んだ消費や投資を招きやすい、あまり良いとはいえない状況を生みます。結構きわどいバランスになるわけです。こういう状況だからこそ、しっかりと足場を固めていくことを優先していってほしいなと思うんですが・・・いずれにせよ安易に利下げを期待する今の世の中の風潮には私は感心しません。そんなんしてたらおかしくなるんじゃないかなと心配です。第一、そんなことで、いざ本当に金利を使って市場に操作を行わなくてはいけない場面が来た時に、金利でのコントロール余地が既になくなっていたらどうするんでしょう・・・まぁ賢くてリッパな方々、私よりずっと経験豊富で素晴しい知識を備えて方々、が決めたことですから、当然そんなことは考えたんでしょうけど・・・

金利下がったニュース見て、円安に振れる為替見て、反発した株価見て、・・・うーーーーーーん・・・なんだかなぁ・・・って思いました。マジでこれって自分たちを追い詰めることになってないか?まぁ正直、どっちでも私は困らないんですが・・・

そして、日本の日銀総裁は遂に史上初の空席に。もう何も言うことないです、というか言えることがない。もう呆れすぎて・・・本当にもうヤダ・・・という感じ。こういう状況でもなお財出身者を日銀総裁に据えようとするほうも、なんでもかんでも反対してイニシアチブとらんほうも、どっちも悪いと思うし、何より悪いと思うのは、この段まで何もしてないことです。日銀総裁の任期来るのは何年前から分かってたことなんでしょう。何でこの段で?何で空白にできちゃうの?まぁ総理大臣が突然もうヤダーで辞め、数週間も国会を止めてのん気に街頭演説しながら身内のバランスと都合のみで後任総理を選ぶような人たちですからね。

ムチャクチャなモデルと、倫理観の欠片も見当たらない資金管理・運用と、その場しのぎの嘘と当面ばれなきゃいいやの隠蔽と、自分たち公務員や議員のとは別だからという無関心さ、でとっくに構造的に破綻してたのに長年放置されてきた年金問題もそう、ガソリン税の暫定措置もそう、証券税制もそう、完全に手遅れになったり充分に議論をするにはあまりにも猶予がなくなるまで何もせず、なんかグチャグチャグチャーって決めて・・・年金なんかとっくに破綻してたじゃん、税金で払うより他にないってところまでいってたの分かってたじゃん、それもムチャクチャな嘘と強引なこじつけ理論で毎年乗り切って先送りにしてきただけじゃん、証券税制の時限立法きれるのわかってたじゃん、ガソリン税の暫定税率切れるのわかってたじゃん、思いやり予算だってそうじゃん!

もうほんっとにやんなっちゃうね・・・
なんか疲れちゃった。


せっかくの春なのになぁ。


でも、桜とアレが楽しみな季節ですね!
明日はいよいよアレですよ!


パ・リーグ開幕!


ガンバレ千葉ロッテ!ファイティン!明日の開幕戦に備えて寝ます!


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posted by ジョン太郎 at 01:05| Comment(3) | TrackBack(0) | ジョン太郎のマメ知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>歪んだ消費や投資を招きやすい

サブプライムローン問題も、歪んだ消費や投資から起きたことと思っています。
実質マイナス金利が、また新しい歪んだマネーを作り、バブルとともに忘れた頃、違うかたちで現れるのでしょうか。
洗練された賢い投資家を目指しつつ、マネーゲームの参加者であることを実感します。
サブプライム債は消えても、忘れないよう記憶に今を留めておこうと思います。

日本を見ていると乱暴になります。
イギリスみたいに、いっそ移民の受け入れでもしろ!と。
欧米・新興国問わず、色々な宗教や価値観を持った人を受け入れ、格闘しながらの新しい国づくり。
チマチマした閉塞的な自国を知ることができ、口先グローバル化が改善されるのでは?金融のスキルも進むだろうし、人口だって増えるでしょ?
・・・って乱暴すぎますね、スミマセン。








Posted by コジコジ at 2008年03月20日 14:09
こんにちは、
いつも拝見しています。
アマゾンの星いくつか気にされているところが
すごくかわいいのでくすくす笑っちゃいました。
(本人切実?)
ところでわたしがいつも不思議に思っていることがあります。
(素人のたわごとですけど)
円安を歓迎する株式市場はどうなのよと思うのです。
確かに輸出企業が日本のメジャー企業なのはわかりますが、
高くても絶対、日本企業のこのブランドでないと
買わないみたいなすごい製品ないのでしょうか?
円高の方が素直に日本人として誇りが持てるのであります。
それに金利上げてほしいです。庶民としては。
アメリカも利下げし過ぎです。日本みたい。
Posted by 梅星 at 2008年03月21日 23:07
コジコジさん、
日本の政治はホントにそういう思考力が欠如してますよね。なんか場当たりの対応と保身と自分の既得権益を守ること以外頭にないんじゃないかなって思えるくらいです。いやんなっちゃいますね。

梅星さん、
はじめまして!コメントありがとうございました。円高と円安どっちがいいの、って記事を以前に書きましたが、まぁ難しいところですよね。金利は、引き上げになれば預金金利は上がるかもしれませんが、景気が横ばいで大してインフレもない時に引き上げをすれば、企業の倒産が増え、雇用が縮小になり、賃金が下がり、景気はますます冷え込みます。日本の経済状況はかなり悪くなるでしょうね。今の日本で利上げをするのは不可能だと私は思います。というか、預金金利を楽しみにしている人にとっても目先の預金金利が上がること以外メリットはなく、きっとその何倍もの悪い影響があると思いますよ。
Posted by ジョン太郎 at 2008年03月22日 17:25
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