2008年03月07日

金曜なのに早く帰ってきたので、マーケットのこととかサブプライムローンのこととか

書いてみます。
えっと、まず、コメントのお返事遅くなっちゃっててすみません。atさんに頂いた質問はちょっと、カンタンにサラッとお答えできるようなもんじゃないので明日お答えしようと思ってます。みなさんへのお返事もその時に一気に書こうと思ってます。スンマセン。

マーケットは相変わらずですねー。株安、ドル安、原油高。さっき発表されたアメリカの雇用者数も前月比63千人減で1月分当初の発表から下方修正と。市場予想より悪かったですね。で、これを受けてさらにドル安進んでドル円はついに102円割れ。これは同時多発テロより前の水準です。すごいねー。どこまで進むのか!?次の節目は!?なんて話を私がするはずもなく・・・来週も荒れそうですねってことくらいですか。

これで市場はさらにアメリカの利下げを期待するんでしょうねー。そんなに利下げしてほしいんでしょうか。マジで?中央銀行はそんなもんに屈したらダメだと思うんですけどね。インフレ懸念あるから断固下げん!くらいのことを言っていただきたい。もう猫も杓子も利下げ利下げって。もうアメリカの金利は3%まで来てるんですよ?とあるアンケートでは市場関係者の98%が0.75%の利下げを予想、2%の人も0.5%を予想、だそうです。資源高がすすんで、原油も106ドル近くまで上がって、鉄鉱石も、小麦も、大豆も、何もかも上がって世界中でインフレ進みやすい状態になってるのにホイホイ利下げしちゃっていいもんでしょうか。しかもなんか市場の声とか圧力に屈してるような印象を受けるし・・・だいたい株安への対策として短絡的にすぐ利下げが叫ばれること自体どうかと思います。昨日チャットルームでもお話したんですが、今回利下げして2.25%になったとして、その直後にまたどっかの金融機関がサブプライムローン絡みかなんかでまた巨額の追加損失を発表、株価は更に下がったら、また利下げを望む声が出てくるんじゃないすかね。で、下げて・・・ってあと0.25×7回しかないんですよ?アメリカもゼロ金利っすか?ゼロ金利になったあとでまたどっかの金融機関が追加損失発表して株価が下がったら?そんなのはすぐ限界きます。あと、利下げが株価下落のブレーキになることを期待している人って、利下げによる円高ってのは気にならないんでしょうか。円高はOK?

ところで、事の発端のサブプライムローン。100円の価値があると思っていたものが、100円ではないらしいことがわかり、そしていくらだったら買ってくれる?と言って売って歩いても誰も買ってくれる人がいなくって、今いくらの価格にしたら売れるのかもわからなくなった。で、決算を迎えた金融機関が10万円サイフに入ってるはずなんですがーえーと・・・実際には9万円分しかないみたいなので1万円の損ですと発表、その後、すいません、どうやら8万円しかなったみたいですってことで追加で更に1万円の損で累計2万の損って発表したそばから、すいません、5万円しかなかったみたいですーって。でも、これが永遠に続くわけじゃないんですよ。まだまだいっぱい出てくる可能性はありますし、株も為替もガンガン進んでいっちゃうかもしれないけど、永遠に続くわけじゃないし、世界中の全てのものが腐ってるわけじゃないんです。ロシアの天然ガスもブラジルの鉄鉱石も、トヨタの技術も、イタリアのバッグのデザインも、サブプライムローン問題のあと、価値を失って腐ってしまいましたか?腐ったものは一部のものだけですよね?例えば住宅価格だって、100円まで落ちれば誰か買うわけですよね?ってゆうか私が買います。そして恐らくそこまで落ちる前に誰かが買うんでしょう。売れないのはそこまで値段が落ちてないからなんですよ。そこまで値段が落ちないってのは、みんなが納得いくような、合理的な説明がつくような妥当な価格の上に、熱狂やら楽観やら無謀やら強欲やらに大きく膨れ上がってしまった価格が乗っかってしまって、値段が本来の価値より膨れ上がってしまっていた。その膨れ上がった部分が吹き飛んだ、あるいは吹き飛んでってる途中。下げ止まらないってことはまだ、買おうと思ってる人たちが妥当だと考える価格より高い状態、まだ贅肉が残ってしまっている状態ということです。だって、妥当な価格になったら買う人いるもの。

そして、その住宅価格の下落に端を発した、その、一部腐るかもしれない賞味期限まであとわずかですよっていう割引商品のッパッケージがものすごく流行っていた金融業界という不思議な世界があって、ちょっとそのスリルを楽しみながら賞味期限間近のパッケージをたくさん取引してた。ら、案の定、そのうちおなかを壊す人が出てきちゃった。やべえやべえと言ってみんなパニック。手元にある賞味期限間近のパッケージの中身を調べるんだけど、どこまでヤバイのかわかんないの。全部捨てちゃえばいいんだけどね。それをやってない。しょうがないですよね。諦めるしかないんだから。腐るかもしれない部分に払われたお金は返ってこないかもしれないってことは分かってたはずなんですけどね。まぁ、それを思い切って認めることができてないと。贅肉の部分に支払われてしまったお金が吹っ飛んだ。返って来る望みは薄い、と。まぁ株も同じです。PER18倍で、1万円の価値が妥当、せいぜい1万円の株、という株が、なんかバブった空気とか、人々の熱狂とか、マスコミの煽りとかで、あれよあれよという間に10万円になり、その間も別に業績は全然変わってなくって、PER180倍の株になっちゃってた、って株があったとします。9万円の価値は、人々が熱狂から覚めた後には吹っ飛んでなくなってしまっても不思議じゃないですよね。でも、1万円の価値はたぶん残りますよね?・・・まぁあんまり言ってもアレなんで、このくらいにしときますけど、この状態がまだ続く可能性、来年以降も、ひょうっとしたらあと2~3年とか、続く可能性、は充分あります。もっとひどくなるかもしれません。私はそのくらいの覚悟をしてます。それと、利下げに活路を求めて、そこに期待するのはあんまり感心しません。

あと、そうそう。ベトナムもすごいことになってますね。ついに政府が株を買い支えですか。そこまでいっちゃいましたか。年初から2ヶ月で円ベースだと4割下がってましたからね。2月に入ってさらにインフレ進んでましたし、財政状態あんまりよくないですしね。そしてますます静かになるベトナム株の話題。マジであんなに盛り上がってたのに!あんなに盛り上げた人、ちゃんと最後まで面倒見て!責任持って!自己責任、と言って逃げられない部分ですよ!


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posted by ジョン太郎 at 23:59| Comment(6) | TrackBack(0) | ジョン太郎のマメ知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
昨日は、ありがとうございました。
早速、過去6年間遡って利益を調べてみました。
利益は上向きでした♪一安心カナと。
勉強し直しします。
大きく膨れ上がってしまった価格にどのくらい乗ってしまったかな〜。
乗っていないことを願いたいです♪
REITは乗ってますけど・・・。
下げたところからスタートになりますけど、
成長はしてくれるでしょうから・・・。

Posted by ちず at 2008年03月08日 10:33
ちずさんへ
コメントありがとうございます。昨日のチャット
ありがとうございました。

株の基本、絶対に忘れてはいけません。
・株は株
・倒産したら紙くず
・中長期的に反映するのは利益

頑張ってください。
Posted by ジョン太郎 at 2008年03月08日 10:58
はじめまして。
「投資=ギャンブル」という認識から脱出して3年目の初心者です。
軽快かつ明快な文章でいつも楽しく勉強させていただいてます。

日経平均が1万円割り込んでた頃、政府のバラマキ景気対策を見ながら「そんな対策ならその金を100分割して100日間ひたすら日本株を買いまくった方が効果あるんじゃね?」なんて冗談を言ってた友人がいましたが。。。

ベトナムではホントに実行されちゃうんですか。。。
すごいですね。

ところで差し支えなければ質問させて頂きたいのですが。

私は現在、BRICSと海外先進国の投資信託を積み立てていますが、そのほとんどがドル建てです。
ジョン太郎さんもBRICS投信などドル建て資産を少なからずお持ちと推察いたしますが、ドル下落による資産価値下落への対策は何か考えておられますか?
短期的には、むしろ安く買い増しできて大喜びなんですが、長期的にドルの未来が暗い、となると話はぜんぜん変わってきてしまいます。

雑誌などでは「FXでドルを売り建ててドル安リスクをヘッジ」なんてのも紹介されてましたが、ドル安ヘッジのためだけにスワップ払いながら売りポジション持ち続けるってのがどうもピンときません。単にめちゃくちゃ高い信託報酬払ってるだけになってしまわないか?とか、そこまでするくらいなら単に「為替ヘッジあり」の投信探した方が良くないか?とか思ってしまうので。
投信を買い増すたびに売りポジションも追加していかなければならないのも何だかね、と。

現時点では「MMF積み立てをユーロ中心にし、投信以外にドル建て資産を持たない」(一応、通貨分散ということで)というのが私の対策(?)なんですが、こんなので対策と呼ぶに値するのかどうか。

個人的には、
「言うても基軸通貨やん」
「どっかで下げ止まるでしょ」
「ユーロの地位がさらに上がったり、中東勢がドル連動やめたりすればまたもう一段やられるかもしれんけど」
「でもやっぱりそこで下げとまるでしょ」
「『No.1』ではなくなっても主要通貨ではあり続けるでしょ」
「ていうか、長期的には、円がそれ以上に沈むでしょ」
ってことで、長期的に投信の収益の大半をドル安で持ってかれるリスクについては、「そこまで心配することもないのでは?」なんて思ったりもしてますが、これはあくまでも素人の、しかも願望込み予想。

ジョン太郎さんは長期的なドルの行方についてどんな見通しを持っておられますか?

もしよろしければ、ドルの長期的見通しについての記事を書いていただけるとうれしいです。

Posted by くあむ at 2008年03月08日 11:52
ジョン太郎さん、こんにちわ♪

1つ聞きたいことと言うか、
私の解釈が間違っていないかなんですけど・・・。
うまくいいたことが伝わるかが不安なんでけど・・・。
長期保有の考えで、10年先とかを見て投資信託に投資していて、
異常なくらい上がってしまっていたところで買ってしまっていて、今下落し続けていて、もちろん、下げ止まる時がきて、止まった価格は、妥当とされる価格なので、含み損を抱えた状態でも、そこからの成長が望めるので、そのままホールドという考えでいいのでしょうか?
Posted by ちず at 2008年03月09日 10:45
くあむさんへ
コメントありがとうございます。本文にてお返事させていただきましたのでご覧ください。
http://jovivi.seesaa.net/article/88871737.html

ちずさんへ
コメントありがとうございます。
ご質問の意味がちょっとはっきり分からないんですが、長期投資のつもりで買った投信が下がった場合どうしたらいいのか、そのまま持っておいてもいいのか、ということでしょうか?

そうだとすれば、そんなものに正解はないです。それはご自身がお決めになることです。長期投資必勝法みたいなのがあって、それに則った正しいやり方をしなきゃいけないってものでもないでしょうし、こういう解釈の仕方であってるかどうかを気にする必要もないと思います。

必勝法とか市場のルールや法則の存在が前提になっていませんか?私はそういうものは信じてませんので、それに対する答えは持ち合わせていません。「もちろん、下げ止まる時がきて、止まった価格は、妥当とされる価格なので、含み損を抱えた状態でも、そこからの成長が望める」なんてことは誰にもわからないと思うんですが。

ただ、長期投資のつもりで買って、下がるたびに売ってたらキリないし、そもそもそれって長期投資じゃないんじゃないでしょうか。

よろしければこちらの記事もご覧ください。
http://jovivi.seesaa.net/article/81004706.html

「そのままホールドしておいて大丈夫ですよ」とか「売ってしまうべきですよ」なんてことを私が申し上げることはありません。
Posted by ジョン太郎 at 2008年03月09日 12:11
コメントありがとうございました。
質問の仕方が悪かったようです。すみませんでした。
長期投資のつもりで買った投信が下がった場合どうしたらいいのかということではなくなかったんです。
2008年02月10日内容の過去のデータで長期で見たらバラツキが少なく平均的になるをみて、高いところで買ってしまって、妥当な価格まで下がっても、そこから成長していくことで、こういうグラフになったのかなぁっと思ったのです。
グラフの見方、意味がよく理解できていないのです。
すいません・・・。
これから先が過去と同じくなるとは限らないということはわかっています。
Posted by ちず at 2008年03月09日 17:05
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