2007年07月06日

いただいたコメントにお返事 〜ヨーロッパ株とBRICs株ってどうよ&実はETFってね。〜

桃井さん、はじめまして!コメントありがとうございます!
http://jovivi.seesaa.net/article/20503556.html
よしさん、はじめまして!コメントありがとうございます!
http://jovivi.seesaa.net/article/29340842.html
お2人のコメントにお返事しながら、ヨーロッパ株とBRICs株ってどうよ、って話と、実はETFってね、って話をしたいと思います。






まずは、桃井さんからいただいたコメントに対して。いただいたコメントはこちら。
http://jovivi.seesaa.net/article/20503556.html
えっと、この記事書いたのがちょうど1年前なので、私の見通しは結構変わってしまっていますが、ヨーロッパ株とBRICs株については今でもかなり強気です。どっちがいいのか、はリスク・リターンをどの程度期待するか、で決めるのがいいんじゃないかなと思います。もちろん、BRICs株はヨーロッパ株に比べてリスクもリターンも高くなります。この記事(http://jovivi.seesaa.net/article/40467391.html)をご覧になってみてください。あとは長期的な経済の見通しはこの記事(http://jovivi.seesaa.net/article/43181442.html)もいいかもしれません。5年以上を考えていらっしゃるのであればBRICsのリスクは充分とれると思いますよ。これと、分散するか/集中するか、という話は別です。一般的に、集中投資にした場合は、分散投資をした場合に比べてハイリスク・ハイリターンとなります。BRICs株に集中投資、をした場合には、合わせ技でけっこうハイリスク・ハイリターンなポートフォリオになるということですね。ヨーロッパ株とBRICs株の組み合わせって結構いいと思いますよ。もうちょっとマイルドにしたいならアメリカの債券を組み合わせるのがいいかなと。ヨーロッパ株・BRICs株・アメリカ債券、の3つの組み合わせって何気に結構いい組み合わせです。単純だけどすごく合理性がありますし、組み合わせの相性もいいし、バランスもいいですね。

続いてよしさんにいただいたコメントについて。
いただいたコメントはこちら。
http://jovivi.seesaa.net/article/29340842.html

まずですね、私もBRICsの単一国株ファンドをそれぞれ全部もってるんですが、国別の配分決めるのってすっごい難しいですよ。当たり前ですが騰落によって投資比率もどんどん変わり、急成長の途上にある国だけに経済状況や投資環境もめまぐるしく変わり、追加投資のときは更に難しくなります。よくダイヤ●モンドとかあの手のダマサレンナ系の雑誌が、銀行とか証券会社にだまされちゃだめだ、賢い投資家はETFを組み合わせて買いなさい(実は海外ETFを表に入れてなくて日経平均とTOPIXのETFだけが5本とか並んでたりしますが)、って記事をよく載せてますが、この記事(http://jovivi.seesaa.net/article/31922884.html)でも書きましたが、投資あるいは運用で最も大切なのはアセット・アロケーション(資産の配分)です。まずこれを考えないとダメです。BRICsのおまとめファンドって、(投資比率を25%ずつに固定しちゃってるものとかがあればそれは別ですが)BRICs4カ国間の比率を人任せにできるだけでも価値があると思います。BRICsおまとめのファンドのレポート見て、同じ比率でETFで運用すればいい、とか言う人もいますが、そんなヒマあれば(ry

マジでそれを20年続ける忍耐力があれば何か別のことに・・・それに、ファンドのレポートってそういう点も考慮してちょっと遅れて出してますからね。タイミングずれます。新興国の株式市場ってちょっとした間にものっすごく動きますから、大きな調整局面の時とかは結構大変だと思います。ETFはコストも安いですし、ETFを使って自分で投資比率を考えながら運用したい、というのに反対するつもりは全く無いです。むしろできるのであればそっちのほうがいいのかもしれません。ただ、組合せが難しいですよ、って話です。

そして、ETFって先進国の株式市場のはほぼ市場の指数に連動するんですが、新興国株だと結構ズレます。って知ってました?ダイヤモ●ンドの記事書いてる人とか、ETF最強伝説な人とか、に言わせれば、そんなもんは誤差だ!なのかもしれませんが、ちょっとしたアクティブファンドの負け分くらいズレたりもしますよ。

ちょっと実際の例を見てみましょうか。日本の証券会社でも購入できる、MSCI台湾に連動するiShares Taiwan、中国A株指数に連動するiShares FTSE/Xinhua China A50、それにMSCIエマージングに連動するiShares MSCI EM、の3つのETFの設定来の値動きと連動する指数の動きです。それぞれのファンドの設定日を100として指数化したグラフです。

ETFTW.jpg

ETWCN.jpg

ETFEF.jpg

ね。

あと、このへんのETFは、TOPIXとかのETFと違ってコストも結構かかります。iShares Taiwanは年率0.7%、iShares FTSE/Xinhua China A50は年0.99%、iShares MSCI Emerging Marketsは年0.75%です。実は結構高いんですよ。単一国ETFはアロケーションもしてくれないし、iShares MSCI Emerging Marketsは時価総額ベースのアロケーションですしね。更にこういった外物のETFを買えるのはネット証券がほとんどでしょうから、相談とかもできないんですよね。ETFを相談付きで売ってたら販売会社は絶対に採算とれませんから、どうしてもネットにおいておいて勝手に買ってもらう形式が中心になっちゃいます。もちろん、銀行や証券会社の店頭で相談しても、国別配分までアドバイスができるようなレベルの人もなかなか多くいなかったりするのかもしれませんが、FPの人とかだって意外とアレかもしれませんしね。ファイナンシャル・プランナーの人の考えるアロケーションとか、何ヶ月か前に出た雑誌とか去年出版された本に書いてあるその当時のオススメのアロケーション等と、そればっかりを本職にやっているファンドマネージャーが考えるその時ベストだと思われるアロケーション、を考えると、私は後者のほうがいいなと思います。また、購入後の投資環境の変化に応じてちゃんとファンドの中でしょっちゅうアロケーションを変えていってくれる部分には手数料を払う価値があるんじゃないかなと思います。私は喜んで払う派です。
posted by ジョン太郎 at 00:40| Comment(3) | TrackBack(0) | ジョン太郎のマメ知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
早々のご回答有難うございます。

回答を読んだ感想は、ただただ感心させられるばかりです。お恥ずかしい話ですが、単純にロシアを除くBRICS3カ国に20万〜30万ずつETFをコツコツと購入してきいこうと思っておりました。私は現在32歳で老後の資金にと思っております。頂いた回答を参考にし、現在のファンド(新BRICSファンド)を今までどうり購入し余裕資金でETFを購入しようと思います。
また、何かありましたら宜しくお願いします。
Posted by よし at 2007年07月09日 18:33
ぬ!よしさん同年代ですね!私ももうすぐ誕生日が来て32歳になります!

コメントありがとうございました。またコメントしてくださいね。もちろん質問じゃなくても全然いいです!なんでもいいんです!コメントはいただくだけでとても励みになるので。これからもよろしくお願いしますー。
Posted by ジョン太郎 at 2007年07月10日 00:00
毎度、為になる記事をありがとうございます。ホント、勉強になりますです。そこで、初歩的なことなんでしょうが、記事の中に、
「ヨーロッパ株とBRICs株の組み合わせって結構いいと思いますよ。もうちょっとマイルドにしたいならアメリカの債券を組み合わせるのがいいかなと。ヨーロッパ株・BRICs株・アメリカ債券、の3つの組み合わせって何気に結構いい組み合わせです。単純だけどすごく合理性がありますし、組み合わせの相性もいいし、バランスもいいですね」
とありますが、イメージ的には理解できるのですが、根拠や理屈はさっぱりです。理解して、会社の女の子に自慢したいので、教えてくださいませ^^
Posted by けんけん at 2007年07月10日 00:30
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