2007年05月19日

けんけんさんのご質問にお答えします。ファンドはどう組み合わせる?ファンドはどう選ぶ?

けんけんさん、コメントと質問ありがとうございます。過分なお褒めをいただいて・・・嬉しい限りです(照) 28歳ですか・・・若いっすね。ヴィヴィ子とかわんないな・・・ さて。ではいただいたご質問にお答えしますね。
(けんけんさんにいただいたコメントと質問はこちらhttp://jovivi.seesaa.net/article/41667873.html#comment
いただいたご質問をコピペしといたほうが読みやすいかな?

はじめまして。ここ1ヶ月で投資を志し、このブログに出会い、目から鱗状態です。数冊、初心者向けの書籍やサイトを勉強しましたが、ジョン太郎さんにかなう物はありませんでした。ほんとに・・・。一杯、ご馳走したいくらいです。いや、ホントに。 過去記事、すべて拝見させていただきました。(2日で!仕事ほったらかしです。責任とってください^^)そこで、いよいよ実際に投資しようと思うのですが、正直、いざとなると不安でしょうがありません・・・。ですので、単刀直入に申しますと・・・・・・。 「おしえてください(T_T)」 というわけで、ご了承もなく質問させていただきます。 私は今、28歳で妻が一人(当たり前。)子供なしです。将来的設計や思想は、ジョン太郎さんとほぼ同じです。30年後には1億は必ず達成したいです。ですので、今月からとりあえず、100万円ほどを元手に後、月々5万円を投資しようと思います。そこで、今のところの購入予定は JPS・BRICS5 40万円 インベスコ・世界株式オープン(G☆プレイヤー)30万円 JPS・VISTA5 20万 野村 タイ オーロラ 10万 です。かなり、リスキーかな?と思いますがその程度が(リスク)さっぱりわかりません。また、分散投資もしたいのですがこの場合、やっぱり債権しかないのでしょうか?株のリスクを株で下げるのは無理なんですかね?また、一番分からないのは同じような内容のファンドなら後は手数料で決めても問題ないのでしょうか?? いきなり、質問ばかりですいません。投資は自己責任で決断は自分以外にないことも分かっているつもりです。が、失礼を承知で書き込みさせていただきました。どうぞ、よろしくお願いします。


まず、けんけんさん。仕事はちゃんとしましょうね(笑) 1億円貯めるお考えであれば、キャリアも大事にしないとダメですよ。まずは自分のキャッシュフローをちゃんとしとかないと貯めようがないですからね。それと、1杯ご馳走していただくのはやぶさかではないですねぇ(笑) ちょっと、おっ!って思ってシリが椅子から浮きました。ウソですからね。おごってもらおうなんて思ってません。まぁ、好きでやっているだけなのでお気遣いなく。けんけんさんが友達とかにこのブログのことを教えてあげたりしてくれればそれ以上のものはありません。

さて、本題。まず、私はどこかの運用会社を推薦したり、特定のファンドの良い悪い、を出来るだけかかないようにしています。情報は提供しても、投資判断は自分ですべきだと思うからです。また、私が良いと言ったから買った・売った、にとても責任は持てないですし、そもそも法律的にも一般的な情報ではなく特定の有価証券の投資勧誘や銘柄推奨にあたるものはマズイです。なので、そのへんは気をつけて書いてるつもりです。なので、じれったさは感じるかもしれませんが、私のブログだけを鵜呑みにしたりするんではなくって、販売会社の人にも聞いてみたり、いろんな人の意見を聞いてみていただきたいなと思ってます。私の言うことも話半分どころか2割くらいでちょうどいいくらいです。それでも、このブログを始めたのは、みなさんが5人話を聞くうちの1人くらいになったらいいな、5人のうち1人くらいはちゃんとしたことを伝えてもいいんじゃないかな、って思ったからです。テレビの特集を見たり、マネー雑誌を見たり、投資や資産運用に関する特集を組んだビジネス雑誌を読んだり、インターネットの掲示板を読んだり、ブログを見たりしてますと、本っっっ当におかしな内容が多いです。これの中から5つの意見を聞いて投資を始める人はかわいそうだなと。というか適当な記事とかを載せてる雑誌とかへの怒りのほうが始めた動機としては強かったですが、とにかく一石を投じて、5人の話を聞いたうちの1人の枠になんとかすべりこんで、せめて頭の片隅にでも置いていただけたら、他の4つの意見に対しても慎重に対していただけるんじゃないかなと思っています。ちょっとムカつきついでに、こうした勘違いをした人が専門家ぶったりして、世の中に広めている誤解や疑問についてまとめたのが、「運用・投信でよくある疑問」シリーズなので、文末にまとめリンクを貼っておきますから、まだお読みなってない方は是非読んで見てください。

で、ここまでくどく断り書きを書いたのは、けんけんさんが、投資は自己責任ということはわかってるけど、それでも不安で、こんなの聞くのは無茶と知ってるけど、それでも聞きたい、と言ってくださったうえでご質問くださったので、それであればいつもより踏み込んでお答えしたいなと思ったからです。本当はそこまで踏み込むべきじゃないと思ってるから、こんなにくどくど言わせていただいてます。スイマセン。くれぐれも注意していただきたいですが、ここから先は私の個人的な考えです。私自身も正しいと保証できませんし、ここから先の私の意見に基づいて投資するとか、こう言ってたからその通りにすのとか、はマジでカンベンしてください。お願いです。投資を判断する際にはも目論見書を確認して、いろんな人の話を聞いて、もちろん購入する金融機関の人にわからないことは全部聞いて、自己責任で自己判断で決めてくださいね。お願いしますよ!

◆ 30年後には1億は必ず達成したいです。
◆ 今月からとりあえず、100万円ほどを元手に後、月々5万円を投資しようと思います。
まずこれが前提ですね。28歳なのに立派だと思います。でもこの後、どんどん給料も上がっていきますからね・・・後半になってから投資したものはシェアが大きくなりますからそのへんは注意してください。当面の間ということで、この先、3年とか5年とか、毎月の積みたてやボーナスからの投資、という前提でお話ししたいと思います。手元の100万円と毎月5万円を積み立てということですが、これらのファンドが1万円から積み立て可能かどうか調べてないです。ゴメンナサイ。でも、できるという前提でいきます。

◆ 今のところの購入予定は JPS・BRICS5 40万円 インベスコ・世界株式オープン(G☆プレイヤー)30万円 JPS・VISTA5 20万 野村 タイ オーロラ 10万 です。かなり、リスキーかな?と思いますがその程度が(リスク)さっぱりわかりません。
JPSというのはJPMの間違いですね。JPMorganという会社のファンドです。ジェーピーモルガンって読みます。まず、当初の100万円の配分ですが、私の個人的な感想としては中国の比率が低くて南アフリカの比率が高過ぎ、という感じです。インベスコのG★プレイヤーはベンチマークや国別基本配分がないファンドです。成長国・新興国を問わず、また時価総額にとらわれず、広く世界中から魅力的な企業を探す、というコンセプトですから、国別の配分はわかりませんし、まだ当初募集期間中で運用が始まっていないため実際の国別配分がわからないので、G★プレイヤーをのぞいた70万円分をまず見ていきたいですが、ちょっと下の表を見てください。

kenken.jpg

これは、G★プレイヤー以外のファンドの基本国別配分をもとに、けんけんさんの考えた金額どおりに投資した場合に実際の投資比率がどうなるかをまとめたものです。けんけんさん、率直な感想はどうですか?本当にお考えと合っていますか?ちょっとお考えとズレちゃってたりりませんか?南アフリカに最も高い比率で投資するおつもりは実はなかったんじゃないでしょうか。実際の自分が考えるこうしたいという投資配分と組み合わせた投資信託の配分が異なってしまってしまうということはよくあります。お考えと合っていればまずはOKです。で、この配分をどう思うかと言うと私の個人的な意見としては、中国・インドが低すぎ、ロシア・ブラジルがちょっと少ない、南アフリカ・タイが多すぎ、トルコ・インドネシアがちょっとちょっと多い、こんな感じです。この記事(http://jovivi.seesaa.net/article/40467391.html)の表を見ていただきたいのですが、私はVISTAの5カ国はBRICsの4カ国には遠く及ばないと思っています。私はタイやトルコは面白いと思っているので私自身もアジア株ファンドやトルコを組み入れたファンドで少し配分をしていますが、やっぱり基本はBRICsだと思っています。特に中国ですね。A株でなくて、H株のほうね(A株とH株の違いについてはこちらhttp://jovivi.seesaa.net/article/35184173.html)。

100万円のうち、70万円が新興国、そのうち15万円が南アフリカ、10万円がタイ、っていうのはうーーーーーーんという感じですね。さらに残りの30万円の中にも新興国株がそれなりに入るであろうことを考えると、結構バランス悪い印象を受けます。リスクがどのくらいなのか、数字で表してもなかなかピンと来ないと思いますが、簡単に言うとリスクは「かなり高い」です。私の感覚だとこのままのポートフォリオだと1年のうちに50万円くらいまで落ちることも充分あり得るかなという感じのリスクだと思います。私自身もかなりリスクの高いポートフォリオを組んでいますし、それでも大丈夫ということであればよろしいかと思います。別に1年後半額になっていようが、その後3年停滞していようが全然知らん顔できる、余裕、と思えるのであれば全然OKです。期待リターンはかなり高いと思いますし。ただ、このくらいのリスクをとれるのであれば、ちょっと新興国内の比率を変えてもっと期待リターンを高くできるんじゃないかなと思います。リスクはかなり高い、1ヶ月で30%以上の下落、半年で50%以上の下落、1年で60%以上の下落、も降水確率3%とかのレベルではなくって、降るかもの20%とか30%くらいの感じです。それと引き換えに高いリターンが期待できる、あとはその下落局面を許容できるか、5年とか10年平気で投資していられるか、というところにかかってくると思います。あと、もうちょっと先進国の割合増やすだけでもリスクは下がります。イギリスとかドイツあたりは面白いと思いますし、個人的にはヨーロッパ株をちょっと入れてもいいかなって印象を受けます。

◆ また、分散投資もしたいのですがこの場合、やっぱり債権しかないのでしょうか?株のリスクを株で下げるのは無理なんですかね?

株のリスクを押さえるのであればやはり基本は債券・REIT・CB(転換社債)あたりですかね。債券が最も効果的だと思いいます。株のリスクを株で押さえることは可能です。相関性の低い株同士を組み合わせれば可能ですが、株に債券をぶつけた時に比べると効果は弱いです。また、これまでの10年とこれからの10年というのは大分事情が違います。ビジネスと金融のグローバル化がどんどん進み、GDPに占める輸出入の割合が増え、お金がリアルタイムで世界中を駆け巡り、国と国の垣根が低くなり、国と国が更に密接に係わり合って相互に影響を大きく与え合うようになってくると、相関性はどうしても高くなっていきます。これからの10年はこうした傾向がますます強くなっていくと思います。そうすると各国の株価の相関性は高まっていきます。それでも私は余裕でほぼ100%近くを株にしていますが・・・世界同時株安でも余裕と思っているからです。そんな場面が来たら、祭り状態ですね。その時に金が無くて慌てふためく私の様子が明確にイメージできます。金がほしいいいいいい!!!あの国の株が買いたい!あそこの国の株も買いたい!もっと投資する金がほしい!!!2003年ころの私がまさにそうでした。イヤーあの時もっとお金がほしかった・・・ゴホン。・・・というような気構えでいられるんなら、株ばっかりでもいいと思いますよ。私は物凄いペースでお金を増やしたいので、たとえ同時下落なんて場面があってもいいから、株よりも期待リターンの低い債券とかREITにお金を配分するのがもったいないと思っちゃうような人間です。そういう場面でもお金が必要になるかもしれないし、100万円が30万円になっちゃうような場面は迎えたくない、というのであれば債券を組み合わせるのも全然OKだと思います。ちょっとイヤらしさを出すなら、どこの国の債券に投資するかはよく考えたほうがいいです。まずは、とにかくその国の金利と為替についての自分の見通しを持つことが大切です。その国の通貨と円の相場が今後円安方向に向かうなと思える国、金利が下がっていく、あるいは極端に上がらないと思える国、をまず見つけることです。そこに格付け加味して、国を選びそこの国の債券に投資する、というのが基本的なアプローチだと思います。正しいかどうかは別です。自分がどう思うか、です。だって誰も将来のことはわかんないですし、どんな人の見通しだって絶対ではないですから。自分が正しいと思えるか、自分が信じてお金を投資できるところに投資する、ということが大事です。

◆ また、一番分からないのは同じような内容のファンドなら後は手数料で決めても問題ないのでしょうか??

これは難しい質問ですねぇ・・・うーーーーーーーーん・・・いいと思いますよ。という感じ。例えば、私は中国株ファンドは5本、アジア株ファンドを3本、BRICsファンドを3本、インド株ファンドも2本、持ってます(笑) 手数料もバラバラです。というか、手数料をあんまり気にしていないです。ハイ。って言うと目くじら立てて、だから日本の投信はダメなんだ!とかアメリカは!とかボッタクリを蔓延させる!とか言う人いますし、雑誌とかもそんなんばっかりですが、私にとっては、へーそうっすか、って感じです。そう言う人の中に私より投信に詳しい人がいると思ってないですし、そういう人に限って他の国の投信市場のことを本当に知っている・ちゃんと理解している人って少ないと思っている、ってのもあるんですけどね。

私は例えば中国株ファンドを選ぶ時にどうするかって言うと、まずは運用体制を見ます。ファンドマネージャーはどういう人か、そのファンドマネージャーをどういうチームが支えているのか、その会社のリサーチ力はどうなのか、どんな実績があるのか、その運用をファンドのパフォーマンスに反映させるファンドの構造はどうなってるのか、まずここです。そのあとで純資産総額を見て、あまりに小さて「小っちぇえええ!!!」って思ってのけぞることもありますが、まぁ、小さいけど良いファンドだしなと思って目をつぶって投資したりするので、以前このブログで純資産総額はちゃんとチェックしたほうがいいすよと言った私は自分自身はそれをあんまり重視していない模様です。ハイ。でも純資産総額はちゃんとチェックしたほうがいいですから皆さんはちゃんとチェックしてくださいね。私も見てないわけじゃないですから。ちゃんと見てますし、その他の項目とのバランスとか販売会社や設定タイミングやコンセプトなんかを見て小さい理由とかも考えてます。そこまでする必要は全然ないですが、10億以上のファンド、できれば50億以上のファンドを選んだほうがいいです。

話がずれましたが、私は運用の部分をすごく重視します。だって大事だもの。過去のパフォーマンスより運用体制を重視します。って言うと更に誤解されるんですが、最近設定されたものとかは3年とか5年のパフォーマンスなんてないですし、新聞とか雑誌でも1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年、なんていう超短期間のパフォーマンスを掲載してたり比較してたりしますよね。あれって私はあんまり気にしてないです。だってそんなの過去のことだし、期間短すぎますよ!これから先のこと考えるうえで全然役に立ちません。だってね、この6ヶ月間のパフォーマンスを見たとするじゃないですか。2人のファンドマネージャーが6ヶ月前に組んだそれぞれのポートフォリオがあって、ちょっとセクター(業種)に違いがあったとします。そこからの6ヶ月間でたまたまどっちかのセクターが調子いいとか悪いとかがあったくらいで6ヶ月間のパフォーマンスなんて決まってしまいます。これまでの6ヶ月間調子の良い業種をたまたま選んだファンドマネージャーがこの先5年10年良いパフォーマンスあげるかなんて全然わかんないですよ。ファンドマネージャーに期待しているのはこの先5年とか10年の間に素晴しい成長を見せてくれることです。1ヶ月先、6ヶ月先に他のファンドより上がってるように、この6ヶ月間他のファンドが組み入れてる銘柄よりも上がりそうな銘柄を選んでいただく、なんて必要はないです。いいですよ。別に。この1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年と他のファンドマネージャーに負けてても。大事なのはここから先上がっていく良い銘柄を見つける力があるかどうかです。この6ヶ月ベンチマークに負けてても、インデックスファンドのパフォーマンスのほうが良くても、全然効率的だとは思えない市場でその市場で勝っていけるんじゃないかと思えるような運用体制になっていれば迷わずにそっちに投資します。手数料も同じです。日本にいる日本人のファンドマネージャーがあんまり中国にも行ったことなかったりして、中国をカバーしているリサーチ体制もイマイチだったりして運用している信託報酬年率1.5%のファンドと、現地にいる中国株を10年以上運用しているファンドマネージャーが現地のリサーチチームに支えられて運用する信託報酬年率2.5%のファンドがあったら、私は後者を選びます。債券とか期待リターンが低いアセットクラスなら別ですが、1年に30%も40%も動いちゃうような新興国株市場ですからね。信託報酬の1%の違いのインパクトを計算して見せる特集記事とかありますけど、そうですか、という風にしか思わないです。

あと、ファンド・オブ・ファンズだと手数料が2重取りになって、とかって話もありますが、要は合計いくらになっているか、が問題だと思います。海外にあるファンドを利用して合同運用したり、既存のファンドを利用して効果的に運用するためにファンド・オブ・ファンズになってたりってことはよくありますが、よく批判されているのは、たとえば同じようなファンドで信託報酬年率1.5%の世界株ファンドと、ファンド・オブ・ファンズ形式で運用してて箱であるファンド・オブ・ファンズの信託報酬が年率1.0%で、中身のファンドが信託報酬年率0.6%なんてファンドを比較して、信託報酬年率1.0%のように見えるがダマされてはいけない!実際には手数料が2重でかかるから1.6%だ!ファンド・オブ・ファンズにダマされるな!とかってのをよく見ます。えっと、結局全部合計でなんぼかかるのか、で比較するのは当たり前の話です。ファンドを作ってる運用会社の人たちも手数料を安く見せようとして、信託報酬年率1.0%って言おうとしてファンド・オブ・ファンズにしてるわけじゃないですよ。当たり前ですが、合計の1.6%で競争力があるかどうかを考えてるはずです。普通に1.5%と1.6%で比較すればいいじゃないですか。ファンド・オブ・ファンズ形式だったら合計をしてみていくらになるか、それで1.5%と1.6%を比較してそれでも他の特性を無視して手数料が0.1%でも安いものを選ぶとか、ファンド・オブ・ファンズが手数料2重取りで全てボッタクリだとか言ってるのは、読んでてもビックリしちゃいます。そういう記事を読んでまずファンド・オブ・ファンズは手数料が2重取りでボッタクリになってるから検討対象から外して、ファンド・オブ・ファンズ以外のファンドから選んでみよう、なんて人が出てきちゃったらかわいそうすぎますよ。合計するとファンド・オブ・ファンズのほうが安かったり、なんてこともあるでしょうしね。

ただ、ファンドの詳しい仕組みや運用体制を比較するのって大変ですし、すぐにできるようになるものでもないので、手数料も大事なファクターですから、同じような内容のファンドなら手数料で比較するのもOKですか?と聞かれれば、うーーーーーーーーん・・・いいと思いますよ、と答えます。同じような内容のファンドなら、ってとこがミソなんですけどね。こうやって書いてると、投資する国や資産を決めた後、どのファンドにするかを決めるのって本当に難しいなっていうのを改めて思いますね。本当に難しいと思うので、やっぱり手数料あたりで決めちゃうのもアリかなと・・・結局そうなのかよと。いやー、自分が決めるのは楽なんですけどね、と言いながら中国株ファンドを欲張って4本も持っちゃってますが(笑) あと、そういう評価機関があればいいのに、ってあるにはあるんですが、あの人たちも大変ですよね。投信の評価の仕事もしてたことがあるんですが、結局仕事でやっちゃったり、ビジネスでとか、人のためにとか、第3者のために、ってなると途端に客観的で、合理的な説明のつくようなものにする必要が出てきちゃって、無味無臭でなものになっちゃったり、もっと大切な判断基準があるのに数字で示せないようなものがあったりして、本当にそんなのがいいと思ってるのか!?って自問するとうーーーーーーーんとなっちゃうようなものが出来上がったり・・・すんごい難しいです。それに比べると自分の投資するものを決めるのはとても楽で簡単です。自分が正しいと思えればいいわけですから。自分が正しいと思える程度に調べて、自分が納得できるような考え方を持つことができたら、あとはそれを信じて投資すればよいだけのことです。そして、投資を実際に始めてみれば、その投資によって自分の中にアンテナが立ち、いろんな情報が入ってくるようになり、知識の習得スピードも上がり、散らばっていた情報が有機的に結びついて体系立って理解され、きっと今よりもっと良い判断ができるようになります。そのときにまた、見直してみたらいいじゃないですか。

けんけんさん、こんな感じでいかがでしょう?乱文長文ですが、けんけんさんにお伝えしたいことを全部書いたつもりです。これでお役に立つなら幸甚です。


★☆★☆★「運用・投信でよくある疑問」シリーズまとめ★☆★☆★

2007年3月4日
運用・投信でよくある疑問I〜株価の急落について〜A株って何?H株って何?PERって何?〜
http://jovivi.seesaa.net/article/35184173.html
上海A株からの世界同時株安について。なんで上海A株は急落したの?どうすればいいの?中国株のA株とかH株とかB株ってなに?レッドチップって何?PERって何?PERで何がわかるの?
オススメ記事です!

2007年2月18日
運用・投信でよくある疑問H〜いつ利益確定する?いつ売ればいいの?短期売買と中長期投資のどちら?〜http://jovivi.seesaa.net/article/34026208.html
投信っていつ売ればいいの?儲かったらいったん利益確定?短期売買?中長期投資?投機と投資の違いって?長期の運用ってどういう考え方?
超オススメ記事です!

2007年2月11日
運用・投信でよくある疑問G〜基準価額が高い投信を買うのはもう遅い?BRICsはもう上がりすぎ?次はベトナム株ファンド?<3>
http://jovivi.seesaa.net/article/33406734.html
なんでBRICs?なんでエマージング株?新興国株に投資する理由って?各国のPERってどのくらい?ベトナム株ってどうなの?インド株は?香港株は?中国株は?タイ株は?南アフリカ株は?トルコ株は?インドネシア株は?アルゼンチン株は?インド株はバブル状態なの?日本株のバブルの時と同じ?インド株はもう手遅れ?私が何を考えて投資をしているか、私の投資のコンセプト、をご紹介。
超オススメ記事です!

2007年2月10日
運用・投信でよくある疑問F〜基準価額が高い投信を買うのはもう遅い?BRICsはもう上がりすぎ?次はベトナム株ファンド?<2>
http://jovivi.seesaa.net/article/33348471.html
なんでジョン太郎はBRICsに投資してるのか。日本の財務状態ってどうなってるかイメージできますか?日本の借金ってどのくらいあると思いますか?なんでこの国の借金はこんなに多いんでしょう?公務員の平均給料ってどのくらいだと思いますか?この国の公務員の数ってどのくらいだと思います?公務員の人件費って年間どのくらいかかってると思いますか?少子高齢化が進むとGDPは?鉱物資源・エネルギー資源・食料資源などのほとんどを輸入に頼る日本に暮らすリスクは?
オススメ記事です!

2007年2月4日
運用・投信でよくある疑問E〜基準価額が高い投信を買うのはもう遅い?BRICsはもう上がりすぎ?次はベトナム株ファンド?<1>
http://jovivi.seesaa.net/article/32807342.html
基準価額が高いファンドはもう上がりすぎ?2万円とか3万円の基準価額のファンドは買ってはいけない???基準価額が5,000円のファンドと20,000円のファンドがあったらどっちを買ったほうがおトク?BRICsはもう上がりすぎ?BRICsはもう手遅れ?BRICsの次はN-11<ネクストイレブン>?それともVISTA<ヴィスタ>?次はベトナム株?BRICsよりもポストBRICsを探さないとダメ?中国株はもう割高?インド株はもう上がりすぎ?
超オススメ記事です!

2007年1月28日
運用・投信でよくある疑問D〜投信はダメなのか?<5>〜毎月分配型ファンドはダメなのか???
http://jovivi.seesaa.net/article/32278225.html
投資信託はダメだ、投資信託はろくでもない、と言う人のダメな理由についてD。毎月分配型ファンドは悪?毎月分配型ファンドはどうしようもない?毎月分配型ファンドは買ってはいけない???毎月分配型ファンドってそんなにダメなものなの?

2007年1月22日
運用・投信でよくある疑問C〜投信はダメなのか?<4>〜
http://jovivi.seesaa.net/article/31922884.html
投資信託はダメだ、投資信託はろくでもない、と言う人のダメな理由についてC。投信のファンドマネージャーは運用がヘタ?自分で運用したほうがマシ?投信に手数料払うくらいなら自分で運用したほうがいい?インデックスファンドかアクティブファンドかってそんなに大事な話?
超オススメ記事です!

2007年1月18日
運用・投信でよくある疑問B〜投信はダメなのか?<3>〜
http://jovivi.seesaa.net/article/31662362.html
投資信託はダメだ、投資信託はろくでもない、と言う人のダメな理由についてB。投信って損する?絶対に元本割れするもの?手数料ばっかりとられてダメ?そもそも投資信託ってどうやって投資するもの?買ったらどのくらいで利益が出るの?どのくらいの期間もっておいたらいいの?中長期運用?短期売買?投信はどういうコンセプトで設計されているの?

2007年1月15日
運用・投信でよくある疑問A〜投信はダメなのか?<2>〜
http://jovivi.seesaa.net/article/31426007.html
投資信託はダメだ、投資信託はろくでもない、と言う人のダメな理由について@とA。投信ってダメなの?手数料が高いばかりでどうしようもない?販売してる銀行や証券会社だけが儲かるもの?アクティブファンドはろくでもない?インデックスやETFファンドの中で選ばないとダメ?
オススメ記事です!

2007年1月13日
運用・投信でよくある疑問@〜投信はダメなのか?<1>〜
http://jovivi.seesaa.net/article/31332132.html
投信ってダメなの?投信買うのってよくない?投資信託を買うメリットってなに?投資信託はダメだ、投資信託はろくでもない、と言う人のダメな理由について。
オススメ記事です!


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posted by ジョン太郎 at 13:16| Comment(2) | TrackBack(0) | ジョン太郎のマメ知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なるほど・・・・・。これは、もう・・・・



「一晩、ご馳走させてください。」


冗談はさておき、ご丁寧にお答えいただいてほんっっっっとうにありがとうございます。分からない中で選んだとはいえ、自分の投資したい国と実際の割合がぜんぜん違っていました。情けない・・・。投資というのは、経験や知識、先見性などは当然として、自分なりの哲学や思い入れ(思い込み?)も大事な気がしますね。もう一度、教えていただいたことを参考にして、自分なりにもう一度、一から考えて見ます!これからも、このブログを楽しみにしています!!大変だとは思いますが、ぜひ、がんばってください^^
 また、しつこく書き込みさせてくださいね!
Posted by けんけん at 2007年05月19日 22:20
とんでもないです。お役に立てたのなら嬉しいです。投資割合が自分の考えと違っちゃうことってよくあることですよ。全然気にすること無いです。右利きの人と同じくらいよくいます。大丈夫です。
自分なりの考えとか見通しとか哲学とかを持つとういうことは、その正確さ等を問わず、全てにおいてこの上なく重要なことだと思います。投資とか運用ではこれを欠いてうまくいくことはないものだと思います。勉強するに従ってどんどん変わっていくものですから、気にせず、「今の自分の考え」を持ってみてください。
これからもよろしくお願いしますね。頑張って更新していきたいという気持ちは常にあります。ハイ。でもなかなかね・・・
Posted by ジョン太郎 at 2007年05月21日 22:23
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