2015年06月14日

金融教育・投資教育の本を書きました

また本を書きました。

ご無沙汰しております。相変わらずブログ全然更新できてなくてすいません。久しぶりの更新なのに宣伝かよ!ってお思いかもしれませんが、すいません・・・

この度、6月19日に翔泳社さんより拙著「外資系金融マンがわが子に教えたい「お金」と「投資」の本当の話」が発売になります。



もとはと言えば、翔泳社の編集者の方とお話していてこの本のアイディアが出て、翔泳社でこの本の企画書が書かれたのは2012年、なんと3年がかりでの書籍化となりました。とにかく今までに書いた本とは比べ物にならないくらい執筆に苦労し、編集の方に励まされ助けられ支えられながら、妻と子供にも大変迷惑をかけながら、なんとか出版へと漕ぎ着けました。妻と子供と編集者の方に心から御礼を言いたいです。

内容はと言いますと、私が自分の子供に教えたい金融や投資の話をまとめたものです。うちの子は2011年に生まれ、その編集者の方のお子さんも生まれたばかりの2012年にヨモヤマ話をしていて、子育ての話になり、私が「自分の子供には絶対にこういうことを教えていく、こういうことは口を酸っぱくして話していく」と言ったところ、編集者の方が「自分もそういう話を子供にしてあげたい・・・けど自分は金融や経済や投資については素人で、我が子にちゃんと教えてあげられるだろうか・・・!!! これ、本にしませんか!?」という具合で出たアイディアでした。

私の妻も金融や経済や投資についてはとても疎く、私が死んだら、残された妻が子供に金融や経済や投資について教え・・・られるわけがないし、本にしておけば妻がそれを読んで教えてあげられるか、じゃあせっかくだから書いてみようかなという安易な気持ちでお受けしてしまった次第です。たしかに周りの友人からも子供の金融教育や投資教育の相談をされたことも何回かあったし、ニーズもありそうだなというのも背中を押してくれました。が、まあああーーー大変でした。

何せ、子供に教えようにも教える立場の親に基礎知識がないことには教えようがありませんからね。金融・経済・投資についての知識がほとんどない私の妻や編集者の方の夫妻が、子供にそうした知識を与えていくためにはまず親が最低限何を知らなくてはならないのか、その上で子供にどう伝えたらいいのか、を書かなくてはいけないのですが、書いているうちにだんだん、妻にまず理解してもらわないといけないことと子供に伝えることがほとんど同じになってしまったり、それが子供が小学生のうちから教えるべきことのあたりはまだいいのですが、子供が中学生になったくらいから教えるべきこと、高校生くらいになったら教えるべきこと・・・と進んでいくと、「ある程度の金融教育をし終えた子供が高校生になった状態」でその子に教えるレベルは、本を読んでいる時点でほとんど知識のない妻に今教えるレベルより高くなってしまったり・・・あれも教えないといけないしこれは外せないし、この知識は社会で生きていくうえで必須だし・・・で「あああああああああああ!!!!!」と頭を書きむしってまた書き直し・・・書いた原稿は30万文字以上、400字詰原稿用紙で750枚以上、数えきれないほどのボツ文章の山・・・それを編集者の方が根気よく編集してくださり、10数万文字240ページ程度の本に仕上がりました。

書いている途中で、もうこれ本にならなくても遺書代わりでいいや、自分が死んだら妻と子供には生原稿を全部読んでもらおう、とやけっぱちになってた時期もありましたが、とにかく何とか出版へたどり着きました。

日本でも投資教育・金融教育の必要性が叫ばれて久しく、近頃では学校でも金融教育の授業が小学校では社会科・生活科・家庭科・総合学習などで、中学校では社会科・家庭科・総合学習などで、高校では公民科・家庭科・総合学習などで行われているようですが、正直、学校の先生に投資教育・金融教育を押し付けるというのはかなり無理があると思います。だって、学校の先生自身がそういう教育を受けていないもの。国語・算数・理科・社会を教わってきた先生がそれらの授業をすることはできても、投資教育・金融教育というのはその延長線上でやるにはあまりに専門的で高度な知識が必要過ぎて、実際にはかなりご苦労されているんじゃないかなと思います。指導内容を作っている人たちも同じだと思います。なので、そういった金融教育・投資教育を行われている学校の先生や指導内容・指導要領を作っていらっしゃる方たちにも是非読んでいただきたいです。

でも、やっぱり金融教育・投資教育の主舞台は家庭だと私は思います。なんでかって言うと、大変だから。子供の幸せを願う親以上に子供のために頑張れる人はいないと思います。だから、学校任せにしたりせずに、家庭で積極的に金融教育・投資教育を行っていくべきだと思います。ただ、なんでも闇雲にやればいいってわけじゃないです。よくある、おこづかいはいくらくらいが理想?、お小遣い帳をつけさせましょう、節約して貯金箱に貯金をさせましょう、みたいな話とか、毎月決まった額のお小遣いをあげてそれを全部使って次のお小遣いを待つ、必要な物や欲しい物を買う時にその分だけのお金をあげる、みたいなお小遣いのあげ方をするとか、っていうのはあんまり本質的な金融教育・投資教育とは言えないんじゃないかなと思います。

私が金融の世界で長いこと生きてきて、絶対に欠かせないと思う金融教育・投資教育というのはそういうことじゃないです。子供には、そんなことよりももっともっとずっと大切なことを教えなくてはいけないと思います。お金の概念、この社会の仕組み、ものの値段の決まり方、お金を稼ぐ方法、学校で勉強することの意味、目に見えない金融・経済の世界の基本的なメカニズム、資本の意味、ストックとフローの関係、投資と投機とギャンブルの違い、インフレの意味、リスクの意味・・・などなど私はこれらを学生時代に学ぶことはできませんでした。義務教育を終えて、高校で学び、大学も経済系の学部で学んだにも関わらず、です。私はたまたま大学卒業後に銀行に就職し、しかも幸運なことにいきなり最初から融資と投資の世界を駆け巡らせてもらい、以来長きに渡って金融市場の様々な分野を見聞きし経験し学ばせてもらいました。そのおかげで知識を身につけることができましたが、そうした幸運に恵まれる人は決して多くはなく、とても有り難いことだと思っています。そんな幸運に恵まれた私が自分の子供に教えてあげたいこと、子供がどういう世界で生きていくにしてもつきまとうお金のことについて教えてあげたいこと、たとえ私が死んでも妻が読んで子供に教えてあげてほしいこと、を本書にまとめました。

もちろん、子育てをしていない方でも、ご自分が「私、ちゃんとした金融教育・投資教育を受けていない!」「私もちゃんと教えてほしかった!」という方には是非おすすめしたいです。子供に教えることを書いていますが、私が我が子に教えたいことは、私が皆さんにお伝えしたいことと同じです。もし充分な知識をお持ちであれば私が教えるなんておこがましいですが、そうでないなら、是非読んでみていただきたいです。正直、少なくとも私自身は高校を卒業した時にこのくらいのことは知っておきたかったです。後でわかって、知って良かった、と思った反面、もっと早く知りたかった!と強烈に思いました。私はこれを知ったうえで大学で学びたかったです。一足お先に見本誌を読んだ妻も、大学に入る前にこの本を読んでいたら大学生以降の過ごし方が大きく変わっていただろうと申しておりました。

本書が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

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posted by ジョン太郎 at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ジョン太郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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