2012年09月01日

ご無沙汰しております。

久々の更新です。


ちゃんと生きてます。

まだ死んでません。

全然ブログ更新できてなくてすみません。本業のほうもプライベートも忙しくってなかなか更新できませんでした。

あと、ちょっと時間できて書こうかなと思うこともあったんですが、本業のほうでうんざりすることが多すぎて、なんか思い浮かぶことがネガティブなことばっかりになっちゃうんですよね。愚痴やぼやきを綴るだけになってしまう感じになってしまって。そんなもの皆さん読みたくないでしょうしね。自分がブログ読むとしたら、愚痴やぼやきばっかり書いてあるブログはあんまり読みたくないなーって思ったり。環境がこんな感じなんでどうしても暗い話題が多くなっちゃうんですが、それでも愚痴やぼやきばっかりってもなー、なんて思っていました。

私が本業のほうでお話しする相手は金融の世界で生きるプロの方が多いです。銀行や証券会社の支店で働く方から、本部で企画の仕事をしている方、ファンドを運用しているファンドマネージャーの方、機関投資家の運用部門で投資の仕事をしている方、ファンドの開発・設計をしている方、アナリストの方、エコノミストの方、投資のコンサルティングをやっている方、などなど様々な職種の方とお話ししますが、業務内容の違いこそあれ、皆さん金融の世界で給料をもらって仕事をしているプロの方たちです。

そういう人と話してても、うーん・・・とか、オイオイ・・・という感じのことが多くて、うんざりしちゃって、というのが最近の私です。

最近多いのが金とかレアルの値動きのグラフに線引っ張って、ここが抵抗線になってとか、これが反転のサインで、的なパターンです。今の金価格なんて私にはアメリカのQE3が実施されそうだと見られると上がって、実施されなそうだと見られると下がって、としか思えないんですが、QE3実施!ってニュースが出てもその線に当たってたら下がるんでしょうかね、あるいは、QE3は絶対何があってもやりません宣言が出ても上がっちゃうんですかね。とてもそうは思えないんですが・・・

今のレアルもね、金融政策とインフレで動いているようにしか見えないんですよね。線に当たってれば金融政策がどうなろうと上がるのか、あるいは下がるのかと。ブラジルの当局者が線見て金融政策決めてるわけでもないのに。

もちろんそういう話はスルーすればいいんですが、毎日毎日そんな話ばっかり聞いてるといやんなっちゃうというのが生身の人間の私です。ハイ。

あ、あとREITね。米国REITの価格上がってるチャート見せられて、「このように米国の不動産市場は回復しており」とか言われるパターンも多いです。以前、日銀がJ-REITを買うって話の時かなんかにお話ししたと思いますが、REITっていうのは賃料収入がある不動産の権利証を駅のロッカーか何かに放り込んで、そのロッカーの鍵を売買しているだけの市場です。現在年間1億円の賃料収入がある、この先どうなるかわからないけどとにかく今は年間1億円入ってくる、これを5%の利回りになるような値段で買うとするとこの不動産の価格は20億円ということになる、その20億円の価値があると思われる年間1億円の賃料収入がある不動産の権利証の入った鍵を誰かが売るとする、20億円でどうですか、20億円なら買いましょうという人が出た、20億円で売れた、よかったね、というのがREIT市場。

そういうREIT市場に大量のお金が流れ込んで片っ端から売り物を買い漁っていけば「鍵」の値段は上がります。でも、それは賃料収入の1億円が2億円に増えているわけでもなければ、2億円になった賃料収入を同じく5%の利回りで割り戻した不動産価格が40億円になったという話でもありません。10億円相当の不動産の入った「鍵」が今まで10億で取引されていたのが買い需要が増えて12億円で売れるようになりましたというだけ。

「REITに投資するファンドです」と謳ったファンドに大量の資金が入ってくればそのお金はどんなに割高だろうがREIT市場に突っ込まれます。どんな値段だろうと買います。売り物がある限り片っ端から買います。市場と比べて大きすぎるお金が入れば上がる。それだけのことです。

あ、アメリカの不動産価格が上がってないということじゃないです。実際にリーマンショックで急落した後、不動産価格自体は回復してきてますしね。前の値段には戻ってませんが。ここで言いたいのは、賃料収入が増えてますとか、賃料単価が上がってますとか、空室率が下がってますとかってグラフを見せて不動産市場は回復していますと言うとか、不動産価格のグラフを見せて不動産市場は回復していますと言うのではなく、REIT価格の上昇グラフを見せて不動産市場は回復していますと言う人のことを話しています。それはおかしいでしょ、違うでしょ、っていう話です。

そこがずれてるとその先の話が成り立たないじゃん・・・と思いながらその話をするか、そのまま聞くか悩みながら話が進んでいくと。本当にどうでもいいことですが、こんな感じなんです。



・・・というような話ばっかりなんです。本当に。これで、さあー気を取り直して明るく楽しく前向きなブログを書くぞーとなれず、というわけです。しかも、これでもかなりマシな例を選んでマイルドにお話ししたつもりなんです。現実はもっと暗黒です。ダークサイドに堕ちてしまいそうだ・・・耳の奥でダースベーダーのテーマが聞こえてきた・・・

仕事意外でもホラ、島の話とか消費税の話とか、いやんなっちゃう話題がいっぱいあるじゃないですか。ねぇ。


なんとか気持ちを持ち直してまた以前のような頻度で更新していきたいなとは思っております。
以上生存報告まで。


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posted by ジョン太郎 at 11:24| Comment(5) | TrackBack(0) | ジョン太郎のマメ知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。ご無沙汰してます。

業界的にもいろいろと大変だろうな、とは思いますけど、そういう大変さとは思ってませんでした。
私のような素人は「あ、その手の話興味ないから」で終わりですが、その説明につきあわないといけないとなると、確かにウンザリしますね。

まぁクビが飛んでヒマでヒマで・・・ってよりは忙しくて大変な方がマシ、と考えればまだしも、と思うしかないですよね。

ジョン太郎さんの解説を聞きたいテーマもいっぱいありますし、またの更新お待ちしてます。
Posted by くあむ at 2012年09月02日 09:57
お元気そうで安心しました。
Posted by tomi at 2012年09月04日 18:39
くあむさんへ、
こんにちは!大変ご無沙汰しております。コメントを頂き、ありがとうございました。
更新ペースがさっぱり上がらず、本当にすみません。
御関心のあるテーマがあれば、ご質問いただければ可能な限りお答えさせていただきます。(ネタ不足の解消にもなりますし)ご遠慮なくお申し付けください。

これからもよろしくお願いします!

tomiさんへ
こんにちは。コメント有難うございます。
安心しました、と言って頂くと恐縮してしまいます。ご心配をおかけしていたら本当にすみません。こうして私のブログを読んでくださっている方からコメントを頂き、この方も読んでくださっていたのだと知ると、本当に励みになります。
不特定多数の方がご覧になるのが原則ですが、何と言うか、コメントをいただくと、お顔の見えない多くの方の中の御一方が、現実の世界でどこかで生きていらっしゃる方が、私のブログをこうして読んでくださっているんだなという実感のようなものが湧いてきます。うまく表現できませんが、急にリアルになる、とでも申しましょうか。
コメント本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。
Posted by ジョン太郎 at 2012年09月06日 22:12
いつも勉強させていただいております。

質問が2つあります。
@先日、ECBがoutright monetary transactions(OMTs)を発表しましたが、これはECBの過去の債権買い取りプログラムとはどう違うのでしょうか?
例えば、(LTROも債権買い取りプログラムの一種と理解しておりますが)、何故今回LTROではなくて、OMTsなのかがよく分かりません。それぞれ一長一短があるのだろうと思いますが、その辺を教えていただけないでしょうか?

A量的緩和政策の副作用には主にどのようなものがあるでしょうか?量的緩和に消極的・反対な人が何を懸念しているのかがニュースを読んでいても良く分かりません。代表的な副作用について、ご解説をお願いいたします。

以上、お暇なときで構いませんので、ご回答をよろしくお願いいたします。
Posted by キン・ザ・ザ at 2012年09月08日 06:50
キン・ザ・ザ さんへ
こんにちは。コメントありがごとうございます。
また、ご質問も頂きありがとうございました。
いただいたご質問の件は本文のほうで解説させていただいたいただいたのでご参照ください。

これからもよろしくお願いします。
Posted by ジョン太郎 at 2012年09月08日 17:51
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