2006年07月21日

積み立てるなら1種類?それとも分散?

RSTSさん、コメントありがとうございます。
http://jovivi.seesaa.net/article/20873776.html#comment
「日本株でも、大型、小型、成長型等色々ありますが、たとえば毎月三万円積み立てでやるとき、大型、小型、成長型とかに一万ずつと分散してやったほうがいいか、成長型に三万積み立てしたほうがいいのかどうなんでしょう?しつもんばっかですいません。」ご質問本当にありがたいです。すいませんなんておっしゃらないでください。それではお答えします。
大型、小型、成長型・・・これらの違いがわからない方はまず、こちらを読んでみてください。
投資信託の種類(その4)
http://jovivi.seesaa.net/article/12152532.html

で、ですね。3つに分散させるとしたら、その理由はここ
http://jovivi.seesaa.net/article/20816471.html
で書いたとおり、
@甲乙つけ難い、どれも非常に魅力的な3つの市場に投資をして、収益機会を逃さないようにする
A3つの市場に自分のお金を投資することで、3つの市場にアンテナを立てて、1つの市場でなく、3つの市場に注目できるようにアンテナを張る
Bリスクを分散する
の3つが考えられます。

大型、小型、成長型、の3つに分散投資することに、上記3つの理由で効果があるかどうかを考えてみましょう。まず@、これは多少意味があるかもしれませんが、大きな効果があるのかどうかは疑問です。というのも、期待リターンでいくと、バリューよりもグロースのほうが、大型株よりも小型株のほうが、期待リターンは高くなります。短期間の投資であれば、バリュー相場の時もあるでしょうし、大型主役のときもあるでしょうが、投資期間が長くなれば、小型グロースのリターンが最も高くなるでしょう。どの地域の株を買うか、に比べると、ある国のグロースを買うかバリューを買うか大型を買うか小型を買うか、というのは期待リターンの順位を割とつけやすいので、それを参考にすればよろしいかと思います。普通にハイリスク・ハイリターンの小型株か、そこまでのリターンは期待できないがリスクもそこそこのTOPIXを買うか、そんな感覚で選ぶ、あるいは組合せの比率を決める、という感じでいいんじゃないでしょうか。小型全部だとちょっと怖い、でもTOPIX全額よりもうちょっと期待したい、と思うから小型1万、TOPIX2万にしようかなとか。

じゃあ、次はAの理由。これは・・・また微妙ですね。全部日本ですからね・・・あんまり3つに分ける意味ないかもしれないですね。

最後にBの理由。分散投資の効果のところでもお話しした通り、分散投資の効果を期待するには、できるだけ逆の動きをするもの同士、お互いの波を打ち消しあうもの同士、を組み合わせる必要があります。ところが、日本株の大型、小型、グロース、バリューあたりはそれぞれ相関係数でいくと0.8以上あります。ヘタすると相関係数0.95とかって組合せもあります。つまり、日本株運用のファンドを組み合わせても、分散投資の効果は期待しにくいのです。

@の理由を重視するなら、3本あるいは2本にわけて買うのもいいかもしれませんが、AとBの理由だったら分けて買う理由はあんまり意味ないかもしれないです。@の理由で、大型グロースと小型グロースを2万と1万とかにするか、逆に1万/2万にするか、あるいは素直にTOPIXを3万円買うか、あたりでしょうか。こんな考え方でお決めになったらよろしいかと思います。RSTSさん、こんなんでいかがでしょう?


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posted by ジョン太郎 at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ジョン太郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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