2010年11月26日

アイルランドをはじめヨーロッパは

そのへんの話を少し。


最近出張ばっかりで東京にいる日のほうが少ないくらいで、もう何ヶ月もこんな生活が続いてます。
ちょっと疲れ気味・・・
久しぶりに東京にいるので(そして明日からまた出張なので)、ちょっとだけ書きます。

23日にS&PがアイルランドをAA-からAに格下げ。8月に100だった10年国債は75まで下落。利回りは5%から8.9%まで上昇してきました。
国債価格3月の高値からだと27%の下落です。国債ですよ?ギリシャは春先に35%下げましたが、アイルランド国債はここまで27%の下落。

「分配金をたくさん出すために」無理矢理アイルランドの国債を組み入れてたファンドが結構ありましたが、まだ持っているんでしょうか・・・ギリシャやアイスランドの時と全く同じですね。「(安心の)先進国の中でも利回りの高い」アイルランド国債を組み入れ、今後の分配金の原資をしっかり確保して・・・とかって結構聞かれましたが、まだ持ってるんですかね。なんで利回りが高いか、については言及されてませんでしたが・・・

分配金だけを見てファンドを選ぶ投資家が、販売会社の販売動向を動かし、それが運用会社の商品開発を動かし、さらには運用サイドまでを動かし、本来一番マーケットに詳しいはずの運用担当者が一番詳しくないであろう最終投資家の「意向」を受けて、クレジットリスクも何も考えずにとにかく「利回りの高い」債券を組み入れるという、何度も言いますがアイスランドの時と全く同じ。酷い話です。嘆かわしいったらありゃしないです。とばっちりだけは絶対にくらいたくないです。ハイ。とにかく分配金や分配利回り(?)の高いものを買う、という人たちが減らない限りこういうことは続いていっちゃうんでしょうね。きっと思い切り痛い目にあわないと分かんないんだろうなぁ・・・痛い目にあっても喉元過ぎれば・・・だったりして。

よく、アイルランドから他国に伝染して、とか、伝播して、みたいに報じられてますが、それはちょっと違和感あります。もともと病巣はあって、いつ発症してもおかしくない状態にあって、その発症のタイミングの問題みたいなもんですから。別に伝染している、って感じではないです。イタリアもスペインもポルトガルも、今の状態でも既に充分悪いですから。既に発症してるって言ってもいいくらい。イタリアは割と日本のように国内で借金ができてるのでその点ではマシなのかもしれませんが。

ともかく、アカンものはアカンわけで、病巣を取り除かない限り、ちょっとくらい病状がよくなったり顔色が良くなってもアカンものはアカンのです。

実際、マーケットの緊張感は日に日に高まっています。ユーロのLibor(金融機関同士がお金を貸し借りする時に使う金利)も着実に切り上がってきてます。見事なまでの、まさに「切りあがってきてる」とはこのことだと言わんばかりのグラフの形。グラフはBloombergさんのやつをお借りしときます。3ヶ月ものの動き。春先からずーっとこんな感じできてます。

euribor.jpg
出所:Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp/apps/quote?T=jp09/quote.wm&ticker=EE0003M:IND

ここに来て、ドルLiborのほうもじわり上がり始めました。そんな感じです。
また時間見つけて書きます。
なかなか更新できなかったりするんですが、頑張って続けていくつもりなので、生暖かい目で見守っていただければ幸いでございます。



↓ランキングです。ポチッと押して投票お願いします。
にほんブログ村 株ブログ 投資信託へランキング参加中!


FC2 Blog Rankingb_03.gif



ど素人がはじめる投資信託の本

ど素人が読める決算書の本

posted by ジョン太郎 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | ジョン太郎のマメ知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも楽しみに拝読しています。
がんばって続けてくださいね。
Posted by はすっぱ3号 at 2010年11月30日 11:39
はすっぱ3号さんへ
こんにちは!コメントありがとうございます!
返信が遅くなってしまってすみません。
できる限り頑張って続けていくつもりです。
これからもどうぞよろしくお願いします。
Posted by ジョン太郎 at 2010年12月07日 22:10
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック