2010年05月25日

ここんところの市場の話

ここんところの市場についてちょっとお話しします。

ちょっとしばらく更新できてなくてすみません。

ユーロはついに109円台に突入。株も各国で下げてます。
不安と疑心暗鬼で売りが売りを呼ぶ展開になってます。

今の相場はスペインの銀行問題がきっかけになっていると思いますが、もうこうなってくると、きっかけはちょっとしたことで充分です。市場が緊張状態にあり、警戒心たっぷりなわけですから。

そもそも市場全体を見渡しても良い材料が少ないですし、一瞬、良いニュースが出て戻してもすぐにまた腰折れしちゃう状態です。
最近の記事で何度も書いてて繰り返しになっちゃいますが、根本的な問題の解決に向かって進んでないからだと私は思います。

唯一、解決の方向へ進んでいるのは、ユーロ安くらいでしょうか。
これでユーロが高かったらとてもじゃないですがユーロ圏経済の回復は厳しいです。もちろん、ユーロ安だけでは回復できないと思いますが、ユーロが高い状態にあっては回復もままなりません。



そんな中でドイツは突然国債の空売りの禁止と、ユーロ圏の国債を持ってない人がその国債を対象にしたCDSを取引するのを禁止、なんてのをやってみたり・・・
ニュースでお聞きになってる方もいらっしゃると思いますが、持ってないのに売る、「ネーキッド」と呼ばれる取引を禁止しました。

で、CDSって何よ?って方はこちら
http://jovivi.seesaa.net/article/107924416.html
http://jovivi.seesaa.net/article/108587762.html

市場はそこだけじゃないですよ、としか言いようが無い・・・
そこだけしめてどうすんのさ・・・
そこだけやっても何にもならんでしょう・・・
それどころか頼みの綱のドイツ国債の信用を低下させ、流動性を低下させ・・・で大したメリットがないばかりかデメリットのほうがずっと大きいです。

結果、マーケットは当然ながらネガティブに捉えます。

で、更に、懲りずにドイツの財務省はドイツの証券取引所で取引されている全てのドイツ企業の株のネーキッド取引(持ってないのに売る、空売り)を禁止する法案を提案中と報じられてます。さらにはユーロ絡みの通貨デリバティブにまで・・・ってオイオイ大丈夫か・・・いよいよ感が出てきちゃいますよと。


ユーロ圏の問題国の財政だけでなく、それを支えてるユーロ圏の他の国の財政も不安視され、さらにはそんなユーロ圏の国債をたっぷり持ったヨーロッパの金融機関に対する警戒感が高まり、マーケットの緊張感は日毎に高まってる気がします。金融機関同士の取引の緊張感も高まり、3月中旬まで25bpsくらいだった3ヶ月もののドルLIBORはここへ来てジワジワ上がってきて、40bpsを突破、遂には50bps突破で今日は53.6bpsです。


でもね、前回の記事でも書きましたけど、こういう時期はチャンスでもあると思うんですよね。
いろいろ勉強できるチャンスという意味でも、投資するチャンスという意味でも。

買いたいけどちょっと割高な気がするなぁとか、もうちょっと安くなってくれればなぁとか、思ってた人にとっては願ってもないチャンスなんじゃないでしょうか。狙ってた投資先のPERとか配当利回りとかPCFRとかPBRとかをこの機会にチェックしてみるのもいいんじゃないでしょうかね。きっとちょっと前に見たのとは全然違うと思いますよ。もちろん業績見通しも悪くなって株価も下がってればPERは変わりませんけど、そういう銘柄はそういう銘柄だったんだなってことが分かりますしね。

勉強したり投資するチャンスかもな、と思ってちょっと前向きになってみるのもいいと思いますよ。


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posted by ジョン太郎 at 22:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ジョン太郎のマメ知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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