2010年05月16日

引き続きギリシャとユーロ

ここ最近ギリシャとユーロの話ばっかりになっちゃってて申し訳ないんですが、しょうがないんですよね・・・問題の大きさと深刻さではかなりのレベルの話なので・・・


最近更新間隔が開きがちだった私も、時間がある時にはできるだけマメにアップデートするようにしてるのは、それだけこの問題が大きくて、深刻だからなんです。で、他のこと書く余裕があったらギリシャとユーロのことアップデートしとくほうが先だろうと。

ドイツのメルケル首相が、ヨーロッパは極めて深刻な状況に陥っている、と発言したのがインパクトありました。

ユーロは大きく売り込まれて一時は113.51円まで下げ、引けは114.23円。対ドルでは1.2359ドルまで下げました。いずれもリーマンショック後の安値レベルです。

もちろんヨーロッパ株は大きく下げ、スペインIBEX指数は前日比-6.64%、イタリアMIBは-5.26%、フランスCACが-4.59%、ドイツDAXが-3.12%、となりました。アメリカ市場もその流れをそのまま引き継ぎ、結局ダウは-1.51%、SP500は-1.88%となりました。

また、CTC(アメリカの商品先物取引委員会)の発表によると先週の機関投資家のユーロ先物取引は、ギリシャの緊急支援策の発表後にユーロ売りこし額が過去最大に膨らみ、3週連続で過去最高を更新。

ギリシャの10年国債は例の緊急支援策の発表で少し落ち着きを見せてましたがこうした市場の動きの中で再び値を下げて利回りは上昇し、結局8.36%と緊急支援策発表前の水準にまで戻りました。ふりだしに戻った感じ。ポルトガルも5%に乗せ、スペインも4.1%、イタリアも3.9%。
スペインの新聞ではその89兆円パッケージを決めた会議中に、フランスがユーロからの脱退をする可能性もあるようなことを言った、なんて報道もありました。要は仏サルコジ大統領が、ギリシャ支援をしぶってたドイツに対して、このパッケージに賛同しなけれりゃウチはユーロ脱退もあり得るぞ、って脅したってことですね。これが事態の深刻さと緊迫感を物語っています。

金融機関同士が資金を調達し合う短期金融市場では、その緊張感はさながら、基盤を挟んで向かい合う棋士のように、・・・ゴクリ・・・という感じ。LIBORも上がっていますし、担保にいれてるヨーロッパの国債の価値が下がってしまえばそりゃあ・・・・って話です。

というわけで市場はまだまだ緊張感を保ったまま新しい週を迎えます。
もちろん、今の市場は長期投資家が買いをしこむにはいい環境なのかもしれませんけどね。

いつになったらこの緊張した状態の市場から脱却できるか?前回の記事(http://jovivi.seesaa.net/article/149598923.html)でお話ししたように、私はこの問題の根本的な解決策が出てこない限りは、(どんなにリファイナンスのニュースが出てきても)構造的には変わらず、ちょっとしたことでまた大きく変動する状態が続くと思います。



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posted by ジョン太郎 at 10:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ジョン太郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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