2010年05月09日

凄いことになりましたね。

いやー、ビックリしました。前回のこの記事http://jovivi.seesaa.net/article/149024659.htmlを書いて、さて寝るかと寝て、翌朝起きてニュース見てビックリ。オイオイオイと。ドルは一時87円95銭まで円高が進み、ダウ平均は一時前日比1000ドル安、8.6%安!?マジで?文字通り目が覚めましたよ。


結局木曜日のニューヨーク市場は前日比347.8ドル安(3.2%安)の10,520.32ドルで引けましたが、それを受けた金曜日のアジア市場は開くなり全面安。物凄いペースで下げていき、日本は結局東証1部の値下がり銘柄2日連続1,500銘柄を超す全面安で前日比331.10円安(3.1%安)の10,364.59円で引け。その後のヨーロッパ市場もガンガン下げ、最後のアメリカが再度下げて波乱のまま週末、となりました。

為替は結局ドルが92.38円、ユーロが118.11円、で引けました。今年に入ってからのユーロの下落で各国の外貨準備は3000億ドル分吹っ飛んだらしいです(ユーロは対ドルで年初から11%下落)。うち中国が800億ドルと。これでドルからユーロに少しずつシフトして分散してきた各国の外貨準備がユーロ離れを起こし始めるとまたちょっと嫌な感じですが、この状態ですからね・・・800億ドル分吹っ飛んでる中国なんかはちょっとこのまま指くわえて見てるってわけにもいかないでしょうしね。

ところで、昨日EUはユーロ防衛のための緊急安定化基金設立で合意しました。基金規模は公表されていませんが、これで歯止めができるか?というところ。・・・私は厳しいと思いますが・・・構造的な問題が解決されないと、いくら目先のリファイナンスを乗り切っても、構造的に進んでしまっている方向を変えるには至らないんじゃないでしょうか。ギリシャの目先のリファイナンスがうまくいったとして、じゃあそれでギリシャの財政が良くなるのか?赤字削減できるのか?税収増やせるのか?借金減らせるのか?その原資は?ドイツとギリシャが同じ金利適用してやっていけるのか?通貨下落で輸出伸ばして一発逆転って選択肢とれない中でどうやって反転させるんだ?こういったクエスチョンマークが構造的に存在してるわけですから、ここを打開するプランが見えてこないとなかなか厳しいんじゃないかなと思います。

MSCIエマージングは今年の高値から12%下落、今週だけで9%。ブラジルレアルは一気に5月に入ってから一気に9%下落。株から債券へ、新興国からの先進国へ、ドル円以外の通貨からドル円へ、の資金シフトが止まらず、ずるずると来ています。

そんな中でアメリカの預金保険公社(FDIC)は新たに4つの銀行が破綻したことを発表しました。これで今年に入ってからの米銀破綻は68行。この記事
http://jovivi.seesaa.net/article/143519624.html
で過去の米銀の破綻件数をご紹介しましたが、その時には今年の年初からの2ヶ月で既に26行が破綻したとお話ししました。それからの2ヶ月ちょっとでさらに42行が破綻、つまりペースが上がってます。結構なハイペースです。ヨーロッパがこういう状態でヨーロッパに目がいきがちですが、アメリカもなかなか。せめてアメリカがしっかりしてればね、というところもありますが。日本は論外・・・ちょっと前ならそこで日本が・・・だったわけですが、日本の存在感は薄く、あんまり話題にもなりません。むしろ日本の政府債務はギリシャの比じゃないって話で出てくるくらいで。

というわけで緊張の糸が張り詰めた状態で新たな週を迎えます。明日のアジア市場は警戒心たっぷりな感じになるんじゃないでしょうか。注目は夕方開くヨーロッパ市場ですね。

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posted by ジョン太郎 at 16:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ジョン太郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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