2010年03月02日

「デフォルト」のメリット

ジョン太郎兄さんの記事にあるように、先日米国で公定歩合が引き上げられました。
が、まだ実体経済は本調子じゃないよね?と言う事で、こんな話。先日米国では公定歩合が引き上げられるなど、先進国でも景気回復を睨んだ動きが見られるようになってきました。
一方で、実態経済自体はまだまだ厳しく、米国でもまだまだ破綻する企業があるのでは。。。と言われています。
そんな中、ちょっと今回は「デフォルト(債務不履行)」について考えてみたいと思います。

一般的なイメージとして、「デフォルト」や「破綻」はネガティブな印象を与えます。一方、投資という観点ではこれらがチャンスになる事も。
「デフォルト」には、大きく2つに分けられるかと思います。
(1)約束していた利払いが出来ない
(2)満期を迎えたものの元本の償還金額が支払えない/発行体が破綻
今回は(2)のケース、かつ債券の場合で考えてみたいと思います。

一見、デフォルトと同時に価値がゼロになってしまいそうなものですが、実際の取引上は(もちろん激安価格ではあるものの)値段がついています。また、ある日突然デフォルト、というケースも無くはないものの、多くのケースでは「あの会社(発行体)はそろそろデフォルトしそうだぞ」という事前の予測に基づき、取引価格がデフォルトを織り込み既に下落を始めています。
特にハイ・イールド債券投資の戦略において、このようなデフォルト債券のうち、非常に割安と思われるものを敢えて購入し、少し高い値段で売却することを狙うという事がしばしば行われます。デフォルトしたとはいえ、一部回収が期待できる場合、それを睨んでデフォルト後も価格は変動し続けるためです。

しかし、やはり「デフォルト」にはどうしても悪いイメージがあるようで、「投資しているファンドがデフォルトした債券を持っている」と聞くと、びっくりしてしまう方も多いようです・・・。もちろん、高い価格で投資を始めた債券がデフォルトしてしまったら損失=運用がヘタ、という事になるわけですが、実は収益源の一つにもなり得るという事が、広く認知されるといいなぁと思う日々です。ハイ・イールド債券のスプレッドは既に昨年随分と縮小してしまったようですけどね(^^;

その他、不動産マーケットではローン(デッド)の担保物件などもこれから市場に流れて来そうです。特に米国では地方の銀行がまだまだ潰れそうですし・・・。資金に余裕のある投資家にとっては、久しぶりの買い場になりそう。
なんだか、まさにハゲタカな世界ですけれども・・・

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posted by ギン子 at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ギン子のお金の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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