ただ、GDPの数字を受けてのエコノミストの発言は弱気なものが多かったように思います。「今回だけプラスに転じたものの今後は減速」「失業率の悪化も進み、停滞局面が続く」「個人消費も今後落ちていくだろう」「失業率を低下させるほどの経済成長は期待できず、失業率は上昇圧力が強い」なんてコメントが結構見られました。財務長官のガイトナー氏も失業率の高さについて懸念を表明していました。
ところどころでいい数字が出るようになっても、根本的には・・・って話です。その後発表されたアメリカの個人消費支出や消費者マインド指数は悪かったわけですしね。これから一番大事なクリスマス商戦に入りますが、今年のクリスマス商戦に自信をもって強気の見通し出せる人ってあんまりいないんじゃないですかね。それってつまり、1つ1つの数字を見ていろんなこと言ってても、結局心の中では正直しんどいだろうと思ってるってことですよね。だって構造的には良くなってると思えないものね。失業率もあんなだしね。
失業率と言えば南アフリカの3Qの失業率、なんと24.5%です。雇用創出を選挙公約に掲げていたズマ大統領はちょっときつくなってきましたね・・・
先週触れたブラジル株も、ブラジルレアルも、米GDP発表を受けて久しぶりの大幅高になりましたが、結局終わってみれば前週比-5.4%。今週は+0.04%、-2.96%、-4.75%、+5.91%、-3.41%、という動きでした。
ブラジル株やブラジルレアルに限らずアメリカも日本も含めてほとんどの国の株が前週比で下げ、ほとんどの通貨が円高・ドル高になりました。
いつもお話している、
株⇔債券
高リスク資産⇔低リスク資産
低流動性資産⇔高流動性資産
運用先通貨⇔ファイナンス通貨
の間のスイッチバック電車のようなお金が左から右へと動きました。円もドルも高くなるのは、今はドルの金利が高かった頃と違い、円もドルも両方ファイナンス通貨だからです。
こんなに行ったり来たりが激しい中で売ったり買ったりで勝負している人は大変でしょうな・・・
ワタクシは相変わらずでございます。
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