2009年10月04日

リオ、オリンピックのブラジルへの影響とか、外貨準備のドル離れとか、米欧の失業率の話とか。

オリンピック、リオに決まりましたねー。

私は今回候補になっていた4都市の中で一番選ばれてほしかったのが、今回選ばれたリオ・デ・ジャネイロでした。

東京は、私も含めてですけど、そもそも住民が望んでいない、住民の賛同を得られていない、という時点で論外でしょう。落選して当然です。だって住民がやってほしいと思ってないんだから。

リオの街のインフラ整備や、治安の改善などがこれを機会に進むのは素晴しいことだし、南米初という意義も大きいし、あれだけの人口の国なんだから(http://jovivi.seesaa.net/article/128453735.html)ブラジルではじめてのオリンピックが開催されるってことで夢や希望を抱く人の数もかなりの数になるし、ブラジルのプレゼンにあったように、若年層中心の人口動態で世界で最も多くの若者が暮らす国なんだから多くの若者に希望を与えられるだろうし、他の中南米の国々にも良い影響を与えるだろうし、私はリオが選ばれて本当によかったなぁと思ってます。

まぁ、ブラジル株への影響、ブラジルレアルへの影響、って話になるんでしょうけど、とりあえず北京オリンピックについて書いた記事のリンク貼っておきますね。

http://jovivi.seesaa.net/article/43630806.html
http://jovivi.seesaa.net/article/52679507.html
http://jovivi.seesaa.net/article/105292969.html
http://jovivi.seesaa.net/article/104463763.html

まぁ、経済効果がプラスであることは間違いないです。観光収入も増えます。モノも売れます。インフラ整備のために投資も行われます。インフラ整備にお金を使うことに国民の同意を得やすくなります。これらが企業業績に与える影響もプラスでしょう。経済効果や企業業績に与える影響の大きさ、どのくらになるのか、ってのは今後シンクタンクとかが調査・発表してくれるでしょうから、それを待つとして(私なんかで計算できるもんじゃないし)、企業業績にどのくらいのインパクトも証券会社のレポートとかで書かれるようになってくるでしょう。

問題はみなさんの最大の関心事である、株がどのくらい上がるのか、ブラジルレアルが上がるのか、という部分で、これを試算するのは不可能でしょう。だって、経済効果による影響を企業業績にまで落としこんで、それをPERで株価にして・・・なーんてやったって、「人々がどのくらいの期待感を持って買うか」「その波に乗じて儲けてやろうする人がどのくらいいるか」「その人たちの投資額がどのくらいになるか」は予想できないでしょう。特に為替のほうは、その動きに乗じて儲けてやろうする人たちのお金による影響が大きいでしょうね。株はPERでどのくらい行き過ぎているかは分かるし、実際にオリンピックが終わった後のPERを見ればその妥当性も見れますけど、為替はそういうわけには行きませんからね。

実態を伴わなくても、足元がスカスカでも、マネートレインが停車すれば株価だろうが為替だろうが、不動産だろうが、コモディティだろうが、何の価格でも上がります。マネートレインの話のリンクも貼っておきます。
http://jovivi.seesaa.net/article/97769902.html

というわけでマネートレイン次第、なので予想すること自体、あんまり意味ない感じがします。



そして今週は、米国とユーロ圏の失業率が発表になりました。アメリカは9月、ユーロ圏は8月、の数字ですが。

アメリカの失業率は9.8%と、前月8月の9.7%から上昇。これは1983年6月の10.1%に次ぐ、26年3カ月ぶりの水準。7月には一瞬回復に転じて、最悪期は脱しただのなんだの言われてましたが、その後8月に失業率は再び上昇し、8月に引き続き9月も上昇と、2ヶ月連続の上昇と、雇用情勢は厳しい状態を脱していないことを示す結果になりました。FRB議長のバーナンキ氏も仮に来年3%成長になっても2010年の失業率は9%台にとどまるだろうとの見方を示しました。

一方、ユーロ圏の8月の失業率は9.6%となり、1999年3月以来の水準になりました。前月7月は9.5%で、前月よりも更に悪化。

ちなみに日本の8月の完全失業率は7ヶ月ぶりに低下して5.5%、アメリカやヨーロッパに比べればだいぶいい水準。ちなみに前月7月は5.7%だから、-0.2%の改善ですが、有効求人倍率は過去最悪の0.42倍。こっちのほうが問題です。100人の求職に対して、雇用が42しかないってことです。100人仕事を探してる人がいて、58人は仕事を選ぶ選ばないの前に仕事がないという状態、ということです。深刻です。これまでのひずみ・ゆがみが一気に出てきた感じです。今、急に起こった問題じゃなく、10年、20年という歳月をかけてひずみ・ゆがみを積み重ねてきた構造的な問題だと私は思います。



最後にもうひとつ。

世界各国の外貨準備に占める米ドルの比率が2009年2Qに62.8%にまで低下したとIMFが発表しました。一方、外貨準備高全体は増加した。ちなみに2009年1Qは65%でした。この数字はユーロ誕生後で最低の数字。ユーロ誕生後もしばらくは70%以上をキープしてましたが、ここのところ下げ続け、ついには62.8%にまで低下。その間、ユーロは18%から27.5%に上昇し、日本円は6%から3%に半減。

各国の外貨準備高の合計は6兆8000億ドル。この資金の構成比が変わっているということです。米ドル離れが進んでいるところの1つです。

って言うと、この先どこまで行っちゃうんですか、ドルの価値がゼロになっちゃうんですか、ドルの価値がパーになるんですか、とかって極論に持っていく人がいますが、そういう極論にもっていっても安心感を得られるような答えに出会えることはないでしょうし、そんなものに出会えたら嘘っぱちや適当な憶測である確率のほうが高いでしょう。未来を見てきた人や正解を知ってる人はいないんだから、外れない予想をできる人はいないと思いますよ。そんな問いに正解を求めたり、そんなものに対する回答に安心感を求めたり、そんなものを背もたれにして投資判断を行ってはなりませぬ。


今日はこんな感じで。



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posted by ジョン太郎 at 11:36| Comment(0) | TrackBack(1) | ジョン太郎のマメ知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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