2009年09月01日

衆議院選挙の投票率

注目していた衆議院選挙の投票率はmasasanさんがコメントに書いてくださったように、残念ながら70%に届かず、69.28%でした。

これでも、現行制度で最高の投票率だった前回の選挙(2005年郵政選挙)の67.51%を上回り、現行制度で過去最高の投票率でした。現行制度というのは1996年から始まった小選挙区比例代表並立制のことです。ちなみに戦後最高の投票率は1958年の76.99%。この76.99%から、奇しくも小選挙区比例代表並立制が導入された1996年の59.65%という投票率までじわじわと投票率を下げ続けてきて、少しずつ回復、今回69.28%まで来た、というわけです。やはりひとっ跳びに7割越え、目指せ8割とはいかないようです。

・・・8割いってほしいけどねぇ。今回の選挙の位置づけを考えたら。最低限7割は超えてほしかったけどねぇ・・・小数点は四捨五入してやるか・・・ってそれじゃ69%じゃん・・・

ちなみに都道府県別で最も投票率が高かった島根県の投票率は78.35%です。素晴しいです!
ね?8割は決して不可能な数字じゃないんです。ちなみにビリは千葉県の64.87%・・・



あと、今回の選挙では当選者の平均年齢も現行制度になってから最も低くなりました。1996年が一番高くて54.8歳。今回は52.0歳。政党別だと民主党が49.4歳で一番若く、自民党は56.6歳。立候補者で見ても民主党が49.3歳に対して自民党は55.3歳と。このへんはやっぱりね、という感じですかね。話題になってる世襲立候補者数は全国の全立候補者1,374人中158人。1割以上です。ちなみに158人中108人が自民党。

でも、今回の選挙でやっぱり一番引っかかるのは、総理大臣というこの国のリーダーというポジションからばっくれた福田さんと安部さんが小選挙区で勝ってることです。



マーケットのほうはまぁまぁ好感してるんじゃないでしょうか。昨日の日本株は朝からするすると上げ始めて一時は日経平均で200円以上上げてましたが、92円半ばまで円高が進んで急ブレーキという感じでした。でも、全体の印象としては、海外での動きも含めて、好感しているように見えます。改革期待という感じの印象を受けます。


海外メディアでの報道も全体感としては結構歓迎ムードも多いんじゃないかなという印象を受けてます。日本のメディア、特にテレビは、ひどいですね・・・みんなで同じ部分を拾ってきてますな・・・鳩山さんの論文の話を紹介して、米国では警戒感が・・・のアレです。それはそれで1つの意見として紹介したらいいけどさ、それが多数はみたいな報道の仕方ってどうなのよ!?それ以外の意見は報道しないの!?なんか気味の悪さすら感じるんですが・・・そういう見る向きもあるけどそれ以外もあるじゃん。それ以外も報道しなさいよ・・・歪みとか恣意的なものを感じます。事実を伝えるより、数字をとれる記事や番組をってこと?


100の意見のうちの1を取り出してきて、いろんなテレビ局のいろんな番組がみんなその1を報道して、その1が多数派、米国内にはこういう意見が多い、みたいな。2と3も紹介しなさいよ。あるいは1が100分の1だってことも断るべきじゃない?まぁ騙されるほうも騙されるほうなのかもしれませんが・・・それにしたってひどすぎです。

でも、マジメな話、ニュース番組でスーツを来た人が喋ってることは全部正しい、ウソやいい加減なことは言わない、と妄信している人たちが形成する世論は危険ですよ・・・ニュース番組でスーツを着た人が今からこの口座にお金振り込んでくださいってテロップ出したら振り込んじゃう人とかまでいそうで怖い・・・

ニュース番組でスーツを来た人たちが言うことが全部正しいとは限りません。



仕事柄、あっちこっちの報道を見たり聞いたり読んだりしてますが、あの鳩山さんの論文を引っ張り出して鳩山さんは反米派だと言ってる、なんていうのは決して多数派ではないです。そういう意見があるってだけで、いろんな見方があり、いろんなコメントが出てます。みんなが警戒感を抱いてて、あらゆる国のあらゆるメディアが、みたいな報じ方をされてますが、そんなことはないです。

第一、アメリカ主導のなんちゃらが終わるとか、ドルの基軸通貨としての地位がどうしただの、他の国のリーダーたちもことある毎に言ってることだし、アメリカの押し付け主義にウンザリしてる国だっていっぱいあるんだから、そんな論文に対して、仮にアメリカ国民総動員で警戒心を強めたって、それがヨーロッパ、アジア、アフリカなどアメリカ以外の世界でも共感されて世界中が懸念、なんてことになるわけないのに。アメリカの一部にこういう見方も出てる、ってだけじゃない?

一部を取り出して、全部、あるいはこれがほとんど、みたいな見せ方はやめましょうよ。本当に。報道の世界に身をおく人間として恥ずかしくないのかな。プロ意識とかないのかな。

断っておきますが、私は鳩山さんの論文を支持するわけでも、民主党マンセーでもないです。今回の選挙でも私の一番の関心は投票率です。どっちが勝つかより投票率のほうが気になってたくらいですし、根っからの超B型で、他の人の意見や考えというは全く気にならないタチです。他の人がどう思おうがその人の勝手だと思うし、自分の考えに他人が同意して欲しいなんて思うことはまずないです。「鳩山さんをいじめんな!」とか「民主党の悪口を言うな!」とかじゃないんですよ。マジで。ってこのブログをいつも読んでくださってる方ならおわかりだと思うんですが、タッチーな話なので一応ことわっとかないと。どこの政党を応援しようと勝手、どこの政党応援してくださいなんて言う気もなし、考え方は人それぞれというのが当たり前、意見は違って当たり前、というのが私の基本的な考え方です。そのうえで、この報道の仕方はひどすぎだろ!と思うので書いてるだけです。ニュース番組でスーツを着た人たちが言うことが全部正しいとは限らない、ということを言いたいだけです。

今回の報道は、ごく少数派の意見を報道の仕方でこうも違ったものに見せることができるのだといういい例です。



素朴な疑問ですが、報道関係の皆さん、世論をどういう方向にもっていきたいんですか?

なんか気持ち悪いんですけど。

自民党を政権引き摺り下ろしたかったように見えたんですが、選挙も盛り上がってよかったよかったというように見えたんですが、日テレ24時間テレビだってもったいねー!的に見えましたけど、気のせいですかね。

借金増えてもいいから景気対策をうってほしいのか、景気対策はいらないから国債残高を減らしてほしいのか、国債残高はそのままでいいから財政赤字構造を黒字化してほしいのか、どれなんすかね。あるいはそれ以外でもいいですけど。地方と弱者をいじめるな!って言って国民の味方風に見られたいんですかね。

アメリカとの関係をどうしたいとかって意思があるんですかね。こういう論文はマズイんじゃないの、鳩山君?ってことなんですかね?なんかあるとすぐアメリカのせいで、アメリカの言いなり、とかって報道するのにね。

サッパリわからんのですが。理解に苦しむんですが。なんなんですかね。どうしたいんですかね。



・・・キリがないので話を戻しますね。すみません。



海外での報道を通じて気づかされるのは、やっぱり海外の人たちもこの国のリーダーシップ不在の政治と官僚主義にウンザリしてたんだなってことです。それもかなり。もう、ほんっっっっっとうにウンザリだった、今回の政権交代をきっかけにこうした体制が変わってくれれば、という願望を込めた期待というのが結構見受けられます。民主党に期待、民主党を支援、というよりも、とりあえず最悪だった日本の政治と行政に終止符が打たれて欲しい、マジでこのチャンスになんとかしてほしい、もうあんなのはカンベンして、というのが結構多くて、読んでいても、民主党が歓迎・支援されているというよりも、今までの日本に本当に嫌気がさしてて今回の選挙がそれを脱却するきっかけになってくれればと期待してるんですよね、そりゃそうですよね・・・すいませんね・・・という感じでした。ギューギューの電車やエレベーターでドアが開いた、みたいな感じなんじゃないでしょうかね。これで空いて!お願い!みたいな。マジでキツイの!ツライの!って。


国対国で利害が対立する問題を話し合ったりする時など、お互いの代表が、自分たちの考え・意見をまずクリアな形で持ち、そのうえで、相手の意見や立場、考え方、背景、などをできるだけ正確に把握して、それに対するリアクションとしてこうだ、それらに対してはこう考える、ここは譲れるがここは譲れない、この点は同意できるがこの点の認識は異なる、というのをクリアにしていき、自分が代表を務める国民に対して説明ができるように交渉していくわけですが、相手が日本の場合、これが非常に難しいわけですよね。

なんつっても、リーダーシップが不在。と言ってしまえばそれまでですが・・・それだけでなく、一応代表で来てる人と話そうにも、やれ持ち帰るだ、相談するわ、調整するわ、で結局ふわふわっとした誰の意見かも分からない、多くの官僚たちによってのっぺらぼうに作られた意見がどうやら国としての意見のようなので、じゃあ目の前にいるコイツは誰なんだ・・・脇に控えているさっきからたびたび耳打ちしているその官僚が決めてるならそいつと話せば握れるのか、君が交渉相手なのか、と言えばそうではないと。代表で来ている政治家も、その政治家の脇に控えて耳打ちばかりしている官僚とも、国と国の代表者同士の見解の詰めができず、握ることができず、じゃあこの会議は何のためにやってるんだ・・・的な。

あっちこっちで出ている国際競争力ランキングで日本の位置が低いのも、政治・行政のマイナス点が足を引っ張っていることが多いです。もちろん、その非効率さや不透明さ、という点です。第一、その国日本に暮らす私たち日本人の多くが、政治家や官僚に対して不信感を持ってたり、誰がリーダーシップをとるのか明確じゃなかったり(少なくとも1年でほっぽり出すことができる総理大臣ではないんだろう・・・みたいな)、霞ヶ関や各自治体の役所や独立行政法人のあの非効率で不透明でのっぺらぼうで主体のない感じに嫌気がさしてたり、なーんて具合ですから、同じ日本人同士でも、身内でもそうなんですから、異なった文化を持つ、外国の人たちから見りゃそれはそれはイライラするんだと思いますよ。

村に持って帰って村のみんなの意見を聞きます、なんてのはなかなか日本以外の国の人に理解を求めるのはきついんじゃないでしょうか。むしろ会議の間のブレイクで、アイスは何味がいいんだと聞けば「他のみんなは何味にした?」とか、コーヒーか紅茶か聞けば右へならえとかでウンザリされてたりして。

そういう日本の主体性のない、つかみどころのない人、との交渉・折衝に辟易してた人たちが、これで変わるかも!?と期待するのは自然なことなんじゃないでしょうかね。官僚主義で頭脳がどこにあるのかわかんない相手と、相手の関心と利益がどこにあるのか分からない状態で、その場で握れない議論をするのって、もの凄いストレスだと思うんですよね。・・・少なくとも私にとっては物凄いストレスです・・・



って書いてても気分悪くなってきました・・・ちょっと吐き気が・・・

なんだかなぁ・・・



上海はプラスで引けたみたいですね。ここんとこ神経質になってますからね。

とりあえず注目の選挙も終わったので、これからはまたお金の話を多くしていきます。

ここんとこ政治の話ばっかりですいませんでした。



↓ランキングです。ポチッと押して投票お願いします。
にほんブログ村 株ブログ 投資信託へランキング参加中!


FC2 Blog Rankingb_03.gif



ど素人がはじめる投資信託の本

ど素人が読める決算書の本

posted by ジョン太郎 at 23:02| Comment(0) | TrackBack(1) | ジョン太郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

24時間テレビ 視聴率
Excerpt: 衆議院選挙の投票率 ... 選挙も盛り上がってよかったよかったというように見え...
Weblog: こはるのつぶやき
Tracked: 2009-09-01 23:51