2009年08月29日

いよいよ明日、です。

いよいよ、ですね。


「王様のずるっこ作戦」の記事(http://jovivi.seesaa.net/article/107017862.html)を書いたのが昨年の9月23日。

福田さんの突然の辞任を受けてこの記事(http://jovivi.seesaa.net/article/105919667.html)を書いたのが昨年の9月2日。




数々の失言などで総理大臣が突っ込まれ続け(どっかで聞いた話だな・・・)あっという間に終わってしまった森政権の後、小泉さんが就任したのが2001年4月。

小泉政権下でいわゆる「郵政選挙」が行われたのが2005年9月11日。これが「前回の選挙」です。

衆議院の任期は4年ですから、この時の選挙で選ばれた議員の任期は今年2009年の秋に切れ、衆議院を解散しようがしまいが今年の10月20日までには選挙という運びになっていたはずですが、先月21日に衆議院が解散されて明日総選挙となりました。そもそも解散せずに任期満了までまでやって総選挙、というのは極めて稀で、衆議院の選挙というのはだいたい任期よりも前に、衆議院を解散して選挙を行ってこの選挙によって議員を選ぶ、というのが通常です。

なんで任期満了までやんないのさ!って思うかもしれませんが、それは国民の声を問うような局面を迎えた時や、国民に今の政権の存続の是非を問うべきだという時、国民の判断をあおぐべきような問題が発生した時に、衆議院を解散して選挙を行うことで、国民の声を聞くためです。例えば前回の「郵政選挙」。絶対郵政民営化すべきだという小泉さんが、解散して総選挙を行い、国民に「郵政民営化に賛成か、反対か、を問う選挙」を行い、結果、圧勝しました。そして小泉さんが再び総理大臣になったというわけです。

先ほど言ったように、小泉さんが最初に総理大臣になったのが2001年、そして2006年に小泉さんの後釜を決める自民党の総裁選挙が行われ、安部さんが圧勝しました(負けたのは麻生さんと谷垣さん)。自民党の身内選挙で圧勝した安部さんがそのまま総理大臣に。これが2006年の9月26日。

ところが就任から1年も経たない2007年9月12日、安部総理は突然辞任を発表。健康問題とかプレッシャーに耐え切れなくてとか、いろんな話がありましたが、あっさり総理大臣という一国のポストを投げ捨て、責任を放棄。「美しい国」と連呼していたのを思い出すと空虚感しか感じませんが・・・

という安部さんの辞任を受けて、またしても自民党の、自民党による、自民党のための、身内だけで行う総裁選挙を行い、福田さんが勝利(負けたのは麻生さん。またしても)。2007年9月26日、身内の選挙で選ばれた福田さんが総理就任。

それから1年も経たない2008年9月1日、福田総理が突然の辞任を発表。2人も続けて、総理大臣が職務を放棄し、仕事をほっぽらかします宣言。世界で3本の指に入る経済規模を誇り、世界でTOP10に入る1億人以上の人口を抱える、この国のリーダーという地位と職責はこんなにも軽いのか、こんなにも簡単に放棄できるのか、と呆れてものも言えない、アホらしくて腰が抜けそうになるニュースでした。それを受けて書いたのが先ほどの昨年9月2日の記事。

その後、衆議院を解散して国民の審判をあおぐこともできるのにそれをやらずに、またしても、自民党の身内総裁選挙を行い、3度目の正直で麻生さんが勝利(負けたのは与謝野さん、小池さん、石原さん、石破さん)。内閣発足直後から、すぐに解散して総選挙を行い国民の声を聞くべきだ、という批判が相次ぐも、のらりくらりとかわしつつ、1年が過ぎようとしていたところで先月の解散。そしてこの解散を受けて、この4年間、耳を傾けてもらえなかった国民の声が4年ぶりに聞いてもらえることになります。



衆議院が参議院よりも強い力を持っているのは、任期が4年と短く(参議院は6年)、解散総選挙を行うことができる(参議院は解散なし)、つまり、参議院よりも早いペースで頻繁に国家議員を選び直すことができること、解散総選挙をして国民の声を聞いたり国民の判断を仰ぐことができること、という2点が大きな理由です。だからこそ、衆議院は参議院より強い権限を与えられています。

にもかかわらず、この4年間、これだけの問題があり、これだけ国民の不信・不満・不安が溜まり、あちこちで解散総選挙を望む声が大きかったにも関わらず、この4年の間の3人の総理、安部さん、福田さん、麻生さんは解散総選挙を行いませんでした。1年で仕事をほっぽり出すというお粗末を繰り返したことについても、彼らは国民に問うことができました。「私たち自民党がこのまま政権を持っていてもよろしいでしょうか」と。しかし、それは行われませんでした。もし、安部さんが仕事をほっぽらかした後で身内の総裁選で総理になった福田さんがすぐに「やっぱ国民の声を聞こう。聞いてみるべきだ。」「このタイミングで一度国民の審判を受けるべきだ」と言って解散し、その総選挙で自民党が勝利すれば、それはそれで国民の意思なわけで、アリということなんでしょう。ところがそんな精神や思考は持ち合わせていなかったらしく、2009年の夏が来ました。

そしていよいよ、明日です。

待ちに待った、注目の選挙、です。

将来の日本、これからの日本、を占う重要な選挙です。



前回の選挙、2005年の郵政選挙の時の投票率は67%です(その前は60%割れ)。よもや郵政民営化の是非を問うた(これがメインっぽくなり、サブとして小泉さんのいる自民党がそのまま政権をもってていいかどうかを問うた感じ)前回の選挙の投票率を下回るなんてことはないでしょう。私としちゃ8割超えてほしいです。最低でも7割!今回の選挙で投票率7割超えなくてどうすんですか!

展開によっちゃ来週の相場も大きく動くでしょうね。




最近政治の話が多いですが、まぁしょうがないかなと自分では思ってます。だって大事なことだもの。金融も経済も、まずは政治。ここがおぼつかなくてはね。もし皆さんが投資している国がいきなり軍事政権とかに変わっちゃったらさすがに引き揚げるでしょう?


でも、お金の話もちょっと。

今日の日経朝刊3面に
「中国株、政策にらみ乱高下
成長優先かバブル抑止か
不透明感を嫌気
8月16%下落」
というタイトルの記事があり、読んでみると文中に「中国株の動向は世界景気の先行指標として注目され、日本の株式相場にも影響を与えている。」とありますが、皆さんはこういうのを真に受けてはいけません。

「中国株の動向が世界景気の先行指標として注目され」って・・・オイオイ・・・マジで?そんなもんがいつから一般的になったんだよって感じなんですが・・・
そんなのに注目してる人いるの?そりゃ中にはいるかもしれんけど、一部の人じゃないの?それをこんな「注目が集まってます」「注目するのが一般的」みたいな書き方しちゃって大丈夫?っていうか、ようそんなこと言えるなと。後段部分は「日本株と上海株の騰落一致が20日中13日もあり、世界景気の先行きやリスクマネーの動きを示す指標として上海株に注目する投資家が増えているためだ。」ということかららしいですが。

中国株の動向、ここでの話の中心となっている上海株というのが示すのは、中国共産党政権のアクセル/ブレーキと、投資経験が浅く中国の個人投資家の動向、です。中国政府のアクセル/ブレーキと、機関投資家がほとんど混じらず素人個人投資家が中心で時価総額の多くが中国政府に保有されていて一部放出されている株を奪い合っている中国の個人投資家の動向、で世界景気が分かるわけがないです。しかもそれが先行指標て・・・

日経新聞に書いてあるとそれらしく思えてしまうかもしれませんが、こういうのもありますんで気をつけてください。もちろん、私も同感だ、私も先行指標として使っている、という方を止めるつもりはありません。何を信じるか、は個人の自由です。いかにも一般論、定説、定石、常識、みたいな風に書いてることにムカついたし、危険だなと思ったのでこれが一般論だとか投資の常識なんかにはなってないと思いますよ、ということを申し上げたまでです。考え方は人それぞれであっていいと思います。少なくとも私は日経新聞が書いているようには市場を理解・認識していません。世界景気の先行指標として上海株の動向に注目したりはしていません。


あ、あと、これは日経には出ていなかったように思いますが、アルゼンチンが地デジ導入に当たり、日本方式を採用したようです。ブラジル、ペルーに次いで3カ国目。携帯でも見れるワンセグ対応なんかが評価されたみたいです。これはいいニュース。こういうのあるんだからね。もっといいニュースで溢れてもいいのにね。もっとクリアなアイデンティティ持てると思うのにね。

明日、選挙の結果見てまた書くかもしれませんがとりあえず今日はこんな感じで。



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posted by ジョン太郎 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ジョン太郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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