2006年01月27日

投資信託の種類(その5)

今回は投資信託の種類(その5)です。投資信託を選ぶ際に重要になる投資信託の分類については今回で一旦終わりです。他にもお伝えしたいことはたくさんあるし、飽きてくるし。次からはちょっと違う話をしていきたいなと思ってます。今回は債券ファンドの違いについてです。地味ですよー。でも知っておいたらいいことあります。債券の運用の違いは、結構知らない人が多いです。あんまり興味ない人多いんでしょうね・・・やっぱ債券ファンドで一番の関心事は毎月分配かどうかのようで・・・でも軽ーくでもちゃんとやっときましょう。毎月分配型ファンドについてはまた改めてお話しします。

【国債だけなのか、ソブリン債(★)だけなのか、社債にも投資するのか】
(★)解説はhttp://jovivi.seesaa.net/article/12008775.html#moreの一番下の※2に書いてます。

債券にはたくさんの種類がありますが、国が発行している債券(国債)は、会社が発行している債券(社債)に比べて一般的に信用リスクが低いです。信用リスクが低いってのは、要は満期に元本を返済する借金である債券がちゃんと途中の金利(クーポン)支払いも含めて元本返済がちゃんとされるかどうか、の度合いです。社債の信用リスクは国債よりも低く(=つまり国債に比べるとちゃんと返ってくるかどうかの信頼度が低い)、それぞれの社債の信用リスクはどこの会社の借金なのか、によってずいぶん変わってきます。トヨタの発行する債券とヴィヴィ子商事の発行する債券じゃ信用力が全然ちがいます。金利(クーポン)は信用リスクが高い、つまり返ってくる確率が低いほど高くなります。そりゃそうですよね。トヨタに貸すと金利5%なのに、ヴィヴィ子商事に貸すと2%だったら、返ってくる確率も高くて金利も高いトヨタにみんな貸します。

【投資適格債<BBB以上>かハイイールド債(投機的格付債)<BB以下>か】

債券の信用するリスクは発行する会社によって全然違いますと言いましたが、国債の場合でも会社の場合でも、借金の返ってくる可能性というのは、誰が借りてるのか、で違ってきます。債券ファンドの場合、このファンドではAAAにしか投資しませんとか、最低でもBBB以上で平均A以上にしますとか、BBにも投資しますとか、箱(ファンド)ごとに決められています。ちなみに格付けは一般的に信用度合いの高い順に(借金がちゃんと返って来る可能性が高い順に)AAA、AA、A、BBB、BB、B・・・という風になってます。あとは同じAAの中でも上のほうはAA+、中くらいはAA、下のほうはAA-となってます。

大手のS&P(スタンダード・アンド・プアーズ)の格付でいきますと、各国の国債の格付けはこんな感じ。

CR.jpg

まぁ・・・フーン・・・でも大丈夫です。

【金利リスクをどのくらいとるか】
金利リスクって何か。仕組みを説明するとややこしくなるので、そういうもんなんだなって思って読んでください。金利が上がると、債券価格は下落する。金利が下がると債券価格は上昇する。金利リスクをたくさんとるってことは、金利が上がったときに、金利リスクをあんまりとってないものに比べて大きく下がるってことです。何で決まるかっていうと、主に債券の残存期間、つまり借金返済までの猶予です。債券の金利ってのは基本的には途中で変わりません。例えば今100円の価値がある債券があり、このクーポン(金利)は年4%だとします。毎年4円もらえます。世の中の金利が突然4%から6%に上がりました。そうするとですね、100円貸せば6円もらえる世の中ですから誰も100円の債券ほしがらないんです。クーポンは変わらず4円。そうすると、100円より価値は低くなり、この債券を売ろうとする人がやけっぱちで60円でいいから誰か買ってくれー!って言うと、4÷60で6.66%、おっ結構いいじゃんと言って初めて買ってくれる人が現れます。何が言いたいかっていうと、残り期間が長いと、まだまだこれから受け取る金利がたくさんある分、あと2回くらいしか金利をもらえない債券に比べてダメージが大きい、つまり大きく下がるってことです。

わかんなくっても大丈夫。フーンと読んでおいてください。みなさんがこのブログを読んでいて、いつの間にかなんとなーーーく投資や運用のことが分かるようになった時に、あるいは投資を自分で始めたときにこれを読めば、あーそーゆーことだったのねってきっと思います。

大事なことは何か。それはハイリスク・ハイリターンの原則で、リターンが高いってのはなんらかのリスクをとってるってこと。同じ債券ファンドの毎月分配型なのに、片方は毎月3万円しかもらえないのにもう片方は毎月5万円もらえるならば、それはとってるリスクが違うんじゃないかなって思えるようになることが大事です。そのリスクが金利リスクをとってリターンを稼いでるのか、信用リスクをとって稼いでるのか、が分かると、投信の選び方が全然ちがってきます。

でも、これはいきなり分かる必要ないんですよ。最初はこういうことがわからないながらも、恐る恐る1歩目踏み出して、歩き始めたらいろんなことがわかるようになって、道もいろいろ見えてきて、周りも見えるようになって、そうなったときに頭の片隅に残ってたら後戻りしやすいなって程度のことです。今日のはホントにフーンで大丈夫。また次回ー。


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posted by ジョン太郎 at 00:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ジョン太郎のマメ知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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