まずは日本とアメリカのCDSスプレッドが「逆」転。
ここんとこ、アメリカのCDSスプレッドが日本のCDSを上回ってしまっています。そんな状態がかれこれ1週間以上続いてます。
今の5年もののCDSスプレッドは
米国:46(37)
日本:38(69)
仏国:44(43)
独国:40(38)
英国:89(97)
こんな感じになってます。ちなみに()内は1ヶ月前の数字。単位はbpsです。
日本のCDSは2/17に121を、アメリカは2/24に100を、それぞれつけてます。
そこから比べるとだいぶ落ち着いてきてはいるんですけどね。
CDSスプレッドは高いほうが信用が低く、保証料が高い、という意味です。
あ、いつものリンクですけど、CDSって何よ?始めて聞いた。って方はこちらどうぞ。
http://jovivi.seesaa.net/article/107924416.html
http://jovivi.seesaa.net/article/108587762.html
まぁ・・・異常ですよね。
狂ってますね。
日本てそんなにいい状態だと思えないんですけど・・・
次。
ペトロチャイナが「逆」転して世界最大の会社に。
ペトロチャイナが時価総額でエクソンモービルを抜き、再び時価総額ランキングで世界一になりました。今、世界で1番大きな会社は中国の会社です。
ペトロチャイナ株は年初からブリブリ値を上げてきて、先週、世界で一番大きい会社に返り咲き。
ちなみに昨年10月の安値からの上昇率は
ペトロチャイナが+41%
エクソンモービルが+23%
です。
そして現在の世界の企業の時価総額ランキングはこんな感じ。()内が現在の時価総額で、単位は100万ドルです。
@Petrochina/中国 (348,051)
AExxon Mobil/米国(338,408)
BIndustrial and Commercial Bank of China/中国(211,735)
CChina Mobile/中国(195,855)
DWal-Mart/米国(194,626)
EMicrosoft/米国(185,915)
FPetrobras/ブラジル (175,688)
GRoyal Dutch Shell/英国 (168,501)
HHSBC/英国 (157,425)
IBP/英国 (154,587)
JChina Construction Bank/中国(152,119)
KJohnson&Johnson/米国(151,997)
LP&G/米国(151,340)
MBHP Billiton/英国(147,180)
NAT&T/米国(146,261)
OGE/米国(142,748)
PBerkshire Hathaway/米国(140,932)
QIBM/米国(140,438)
RNestle/スイス (138,928)
SJPMorgan Chase/米国(138,713)
おしい・・・
Toyota/日本 (137,937)
Gazprom/ロシア (136,832)
Total/フランス (136,819)
ペトロチャイナは07年末が723,952(72兆円w)でそこから一気に落ちて、08年末には259,836まで行ってましたから、348,051ってぇとまぁだいぶ戻ってきたなぁという感じ。たまに見るとおもしろいよね。
もいっちょ。
97年12月の京都議定書・・・ってもうそんなに昔なんだっけ?みたいな感じですが、1997年時点で、2008-2012年までの期間中の先進国の二酸化炭素排出量を1990年比5%削減しましょう、という内容でした。各国がその達成のための削減目標を掲げてね。
で、達成できなければ2013年にペナルティーよーん、排出権を購入してペナルティー払いなさいよー、でも、ペナルティー云々の前にさって話で・・・
その時の目標は日本が-6%、ヨーロッパの国々が-8%、アメリカは-7%でしたが離脱。で、非難を浴びまくりましたね。まぁなんつってもアメリカですからね。そういう国ですからね。
日本は削減目標の-6%にちなんで、チームマイナス6%なんて言ったりしてね。あっちこっちでエコだ温暖化防止だCO2削減だなんて言ってね。家電も車も果ては家までエコエコ。
みんな頑張ってますし、結構意識は高いと思いますし、二酸化炭素を削減する必要があるってこと自体の国民への浸透率は物凄いんじゃないかなって思います。そこらへん歩いてる子供でも言ってますからね。
日本は京都議定書の誕生の舞台になったんだから、ヨーロッパ並みの削減目標掲げてほしかったけどね。まぁ工業国だからね。・・・ドイツも工業国だけどね・・・
・・・とりあえずヨーロッパの主要国の2005年時点の二酸化炭素排出量を基準年の1990年と比べてみると
イギリス:-15%(目標は-8%)
ドイツ:-20%(目標は-8%)
フランス:-7%(目標は-8%)
イギリスとドイツは既に超過達成。フランスはあと一息。
すごいね。ダテに日本の-6%より高い目標掲げてないね。
では・・・
これらを踏まえて・・・
ここで問題です。
では、日本の削減率はどのくらいだと思いますか?
正解は・・・
・・・ゴクリ
日本:+7%(目標は-6%)
( ゚,_・・゚) ブッ
増えてるし!
正負が「逆」!
!(゚ロ゚;)ソコ?
・・・ゴホン。
政府が(ry
情けなくて笑えてきます。
ウソでしょ?マジで?って感じじゃないですか?
減らすどころか、増えちゃってるから。
ちなみ直近発表分の07年では更に悪化して+9%(笑)。
ちなみにイギリスの07年は-22%です。
みんな個々人レベルでは結構意識してるし、頑張ってると思うんだよね。マジで。
温暖化したって構わねーぜ!
俺の知ったことじゃねーぜ!
むしろあっためてやる!
なんて不良はあんまりいないと思うんですよね。
結構みんな頑張ってるし、結構みんないつも意識してると思うんですよね。
個々のレベルで頑張ってて、全体の数字がこういう結果になってるってのは、
やっぱり旗振り役がアフォなんだと思いますよ。
ぇぇ。やっぱりそこがアフォなんだと思いますよ。
仕切ってる人たちがアフォなんだと思いますよ。
個々人が頑張ってるのに全体の結果が伴わないのって、政治と行政の責任に他ならないんじゃないでしょうかね。
普通の会社でもチームプレーのスポーツでもそうです
個々のレベルではイケてるのに、個々では努力しているのに、全体としての結果が伴わないなら、それは経営者の責任であり、監督の責任です。
そんな折、今度は2020年までの日本の目標を決めないといけない時期に来ております。来月が提出期限。斉藤環境大臣は「1990年比でマイナス15%も選択肢の一つ」なんて言ってます。
・・・今度はチームマイナス15%?
チームマイナス6%が10年がかりでプラス9%になったのに?
経団連の意見はプラス4%
環境団体なんかはマイナス25%
世論調査だと半分くらいの人がマイナス7%案を支持しているらしいです。
まぁこの国の国民性からいってもたぶんこのマイナス7%あたりに落ち着くんじゃないでしょうかね。
前回の08-12年マイナス6%から、2020年のマイナス7%に一歩進めた形、みたいにも言えるしとか考えてね。
08-12年マイナス6%すらプラスで終わりそうなイキオイなのに・・・
ちなみにEUは前回のマイナス8%から一気に歩を進めて(実際ここまで目標以上のペースで進めてるしね。どっかの国と違って)、2020目標をマイナス20%に設定済みです。
これからの季節、パリっとしない半ソデ姿で二酸化炭素がどうしたとか、地球温暖化がとか、って話をする人々が霞ヶ関や永田町に増えるんでしょうけど、タンクトップに短パンにビーサンで仕事してくれて構わないからちゃんと仕事をしてもらいたいもんです。やるべき仕事をやれと。威張ってばっかりで、内部の政治と秩序ばっかり考えてさ。与えられた権限と責任で担っている仕事をちゃんとやんなさいよ。あんたらに任せてるんだからちゃんとやんなさいよ。ちゃんとやらないんなら他の人なり民間に渡しなさい。と心から思いますね。でないと、暑い・・・エアコン・・・イヤ、ガマンしよう。とか思ってる人たちが浮かばれません。
今日はこんな感じで。
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