2009年02月28日

今週の話(090228)

WBC日本代表、侍ジャパン対西武の試合見てましたが、いやはや・・・とりあえず今週のお金の話を。やっぱ原が(ry



まずは今週、年金関係で2つの大きなニュースが出ました。

1つ目。

【以下引用】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090224ddm002010097000c.html
厚生年金:給付水準を試算 「50%ありき」? 前提条件は「希望的数値」
 厚生労働省は23日、モデル世帯の厚生年金の給付水準(現役男性の平均的手取り賃金に対する年金額の割合)を、04年の制度設計時同様、将来も50%を維持できるとの試算を示した。しかし、財政検証に用いた経済前提には希望的観測に近い数値も含まれ、「50%先にありきの検証」との疑念がぬぐえない。【吉田啓志】
 「経済は荒波の中にあるが、世界が協調して脱出に努力しており、いずれ安定する」。厚労省年金局の山崎伸彦数理課長は23日、記者団から「経済前提が甘いのでは」と問われ、こう反論した。
 年金財政に大きく影響する数字が年金積立金の運用利回りと賃金上昇率。厚労省は今回、積立金の名目運用利回りは10年代前半までは1%台で推移するものの、21年度以降は4・1%を維持し、名目賃金も2・5%ずつ増える−−ものを「基本ケース」とした。
 だが、04年の「利回り3・2%、賃金上昇率2・1%」に比べ相当に高い。デフレ基調の01〜07年度の平均実績(利回り2・26%、賃金上昇率マイナス0・3%)との開きも大きい。今回の前提を疑問視するエコノミストは多く、野口悠紀雄・早大大学院ファイナンス研究科教授は「運用利回りがこれほど賃金上昇率を上回り続けることはあり得ない」と指摘する。
 働く30〜34歳女性の割合(06年62・8%)も、04年は「20年後に65%」と想定していた。今回は79%へ引き上げられたが、納得感のある説明はない。
 04年は、合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子ども数に相当)が1・39に回復するシナリオだった。だが翌05年、その実績値が過去最低の1・26に落ち込み、今回は1・26への下方修正を迫られた。運用利回りは0・5%アップすれば、給付水準を2%押し上げる。利回りを高めに設定することで少子化のマイナス分を穴埋めし「50%維持」を図った、との見方も根強い。
 04年改正は、厚生年金の保険料上限を18・3%で固定しつつ、給付水準は50%を確保するというのが売りだった。だが、同年の参院選を見据えた与党に押しつけられたもので、厚労省には「無謀な設計」(幹部)との声が以前からある。
(以下略)
【以上引用】



政府が2004年に「100年安心」と言ってたプランが5年でこのザマです。2004年に「現役時代の収入の50%絶対維持」と言ってたのも、今回「維持可能」だとしましたが、その前提は前回の「運用利回り3.2%」から「運用利回り4.1%」に引き上げられてます。なんで2004年に利回りは3.2%くらいだろうとしてたものが、世界経済がこういう状態で4.1%になるんでしょうか・・・

100年安心ねぇ・・・

むなしく聞こえるだけです。

他のソースのも貼っときますのでよろしければどうぞ。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009022300688
http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009022301000668.html
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090224k0000m010070000c.html



もいっちょ。


【以下引用】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090228k0000m010064000c.html
年金運用:損失5.7兆円 過去最大
 厚生労働省所管の年金積立金管理運用独立行政法人は27日、08年10〜12月期の年金資金運用結果を公表した。市場運用分は収益率マイナス6.09%で、四半期ベースで過去最大の赤字幅となる5兆7398億円の運用損となった。08年4〜12月期で8兆6738億円の赤字と、通期で過去最大の赤字だった07年度の5兆8400億円を既に上回っている。
 年金資金は01〜07年度で累積黒字が約10兆3400億円あったが、08年4月からの9カ月間で約1兆6700億円に目減り。株価は年明け以降も下落傾向にあり、年度末には黒字をすべてはき出してしまう可能性もある。
 市場運用は、国内債券で1兆5105億円を稼いだものの、株式急落と円高が影響し、外国株は3兆4763億円の赤字、国内株は2兆6638億円の赤字を計上した。
 同法人は財投債を含め計116兆6299億円(うち市場運用分90兆4349億円)を運用。10〜12月期は財投債で796億円の収益があり、運用資産全体では5兆6601億円(収益率マイナス4.68%)の赤字運用だった。【吉田啓志】
【以上引用】


他ソース
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003017&sid=a2uUMGFwS1yo&refer=jp_japan
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090228AT3S2703R27022009.html
http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/090227/wlf0902272305001-n1.htm



というわけで4.1%と言った矢先に足元の運用利回りがマイナス6.09%ですよと。そりゃそうですよと。

年金払いたくねー。

あんな人たちに任せたくねー。

これまで払った分返してくれー。

減った状態でいいからこれまで払った分返してくれー。

自分で運用するから返してくれー。



次。

アメリカでは、政府がシティグループ株の保有比率を36%まで引き上げて筆頭株主に、事実上の政府管理下におくことを発表しました。

シティ株は1ドル50セントで先週の取引を終えました。ちなみにAIG株は42セント・・・上場廃止の懸念が払拭できません・・・

そんな中、シティ株が記録更新。


http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003009&sid=arJ65rdIXaMI&refer=jp_top_world_news
【以下引用】
米シティ株の27日売買高は17.7億株強、米市場で過去最高−NY証取
2月27日(ブルームバーグ):ニューヨーク(NY)証券取引所によると、米銀シティグループの株式の27日の売買高は、1日の出来高としては2002年のワールドコムの記録を抜き、米市場で過去最高を記録した。

シティの売買高はニューヨーク時間午後4時(日本時間28日午前6時)時点で17億7000万株強。米政府はこの日、シティに対する3回目の救済策に合意した。この合意により政府保有の優先株が普通株に転換されれば既存株主のシティの持ち分は74%縮小する。シティ株の終値は前日比39%安の1.50ドルと、1990年11月以来の安値を付けた。

米財務省の発表によると、政府は民間のシティ優先株保有者が同じ条件で転換に合意することを前提に、政府保有のシティ優先株最大 250億ドル(約2兆4370億円)相当を普通株に転換する。転換によって政府のシティ普通株保有比率は最大36%に上昇する。

NY証取における米国株の1日の大商い記録史上5番目までの詳細は以下の通り。

企業名 日付 売買高
シティグループ 09年2月27日 17.7億株*
ワールドコム 02年7月1日 15.1億株
AIG 08年9月16日 12.3億株
シティグループ 08年11月21日 10.29億株
ワールドコム 02年7月3日 10.26億株

*ニューヨーク時間午後4時時点の売買高
【以上引用】

ちなみにワールドコムってのはアメリカの巨大通信企業で、2002年6月に粉飾決算が発覚、破綻した会社です。その前年の2001年のエンロンの粉飾決算発覚&破綻に引き続く大スキャンダルで、エンロンの破綻がアメリカ市場最大の破綻記録を塗り替えたのに続き、ワールドコムの破綻はその上を行く規模で、破綻記録を更に更新、ただでさえエンロン以降企業会計に対する不信感が募っていたところにダメ押しとなる一撃となりました。そのワールドコムの破綻発覚後の1日の株の取引高はこれまた大記録でこれまで破られてなかったわけですが、ついに破られましたよと。また歴史的な場面に立ち会ってしまった・・・



為替は一時1ドル98円60銭、1ユーロ126円03銭、1ポンド142円66銭をつけました。
ドルは1/21に87円11銭、ユーロは1/23に113円34銭、ポンドは1/23に119円87銭、をつけてたところからの円安進行です。

ちょっと前まで「もう為替はこのまま円安には戻らない」「このまま1ドル70円に一直線だ」「一気に1ドル50円になる」と言ってた人たちがいっぱいいましたが、その人たちは今頃なんと言ってるんでしょうね。それを鵜呑みにしてお金を動かしちゃった人は悲惨ですね・・・FXで高レバレッジでその人の話に乗ってた人は一瞬でロスカットされちゃったんじゃないでしょうか・・・

何度も言ってることですが、未来を見てきた人はいないんですよ。将来の相場を知ってる人はいないんですよ。いろんなことを言う人がいますけどね。いろんな人がいろんなことを言うもんだから、誰かしらの予想は当たるんだけどね。その人が次も当たるかどうかは分かりませんよ。

まぁヨーロッパの状態もここらへんの記事(http://jovivi.seesaa.net/article/114418779.html)とかでお話ししてるように非常に悪い状態なので、いつ火花が出て引火してまたユーロ安方向に行ってもおかしくないし、アメリカの財政状態を考えればまたすぐ悪いニュースが出てドル安方向にスイッチするなんてこともあり得るんでしょうけどね。ただ、今強いのが、日本に対する失望感、ということです。こんなパワーバランスの中で為替で儲けようってのはなかなか勇気がいることです。ハイ。金利差もほとんどないしね。



最後にこれ。

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090227NTE2INK0527022009.html
【以下引用】
生産・雇用悪化止まらず 鉱工業生産10%減、有効求人0.67倍
 世界的な金融・経済危機を受けて、日本の景気が厳しさを増している。政府が27日発表した1月の主要経済指標によると、鉱工業生産指数は前月比10.0%低下し、過去最大の落ち込み幅を記録。有効求人倍率は0.67倍で、5年4カ月ぶりの低水準にとどまった。企業の在庫調整が進む兆しもみられるが、実体経済の低迷はなお続きそうだ。全国消費者物価指数は前年同月比横ばいとなり、デフレ再燃の懸念も強まってきた。
 鉱工業生産指数(速報値、2005年=100)は統計をさかのぼれる1953年以降で最大の落ち込みとなり、84年4月以来、24年9カ月ぶりの低水準にとどまった。自動車を含む輸送機械や電子部品などの大幅減産が響いた。
 一方、1月の有効求人倍率(季節調整値)は8カ月連続で悪化。総務省が同日発表した1月の完全失業率(季節調整値)は4.1%で、前月比0.2ポイント低下した。厚労省は「依然として厳しい状況にある」(職業安定局)との基調判断を据え置いた。(11:22)
【以上引用】

前月比マイナス10%ってすごいことですよ。まぁ車も作ってないし、どこのメーカーも減産減産、工場も休みまくりなんだからそりゃそうか・・・

今週はこんな感じで。


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posted by ジョン太郎 at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ジョン太郎のマメ知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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