2009年02月11日

どうよ?オーストラリア経済

み、皆様!ご無沙汰しておりすみません・・・!
冗談抜きで、ちょっと忙しかったです・・・そして久々のエントリがこのテーマか?!の突っ込みは甘んじて受けたいですm(_ _)m今回の金融不安で、多くの高金利通貨が大きく値を下げています。
なかでも、日本人にとっても身近な投資先であったオーストラリアドルは、昨夏の1ドル100円超えの水準から足元の安値で55円前後まで付けるなど、値下がり幅が大きくなっていますよねつД`)
果たして、オーストラリアは最早魅力的な投資先ではないのか?ということで今日は、オーストラリアの環境について振り返ってみたいと思います。

中国を中心とする新興国の順調な成長やそれに伴う資源価格上昇によって好景気を謳歌してきたオーストラリアも、景気減速を余儀なくされてしまいそうです。まあ、もともと好況によってインフレ率が上昇してきており、昨夏までは金融引締政策が取られていましたので、いずれにせよ景気サイクルは後退局面に入っていくはずだったんですが・・・金融不安のせいで、その不透明感が一層増した、と考えるのが正しいかもしれません。
ただ、オーストラリアは金融機関の健全性が比較的高い(・・・はず)ところが魅力ですね。
オーストラリアも不動産はプチ・バブルだったようなので、不動産融資の焦げ付きなどが多少あるかもしれませんが、CDSもしくはCDOみたいにどれくらい傷んでいるのかがよく分からない・・・という状況にはなっていないようですから。これだけでも大分政府にとっての負担は違うと思います。
政策金利もどんどん下げてきていますので、個人の金利負担も大分軽減されそうです。財政出動も積極的に行っており、内容もインフラ整備などを中心に割かれていますので、雇用創出や今後の経済発展にも繋がりやすそう(オーストラリアはインフラ不足(老朽化)もネックの一つでした)。ちなみに給付金もあるようですが・・・オーストラリアでは主に低所得者層や教育費援助などに限定されるようです。まあ、これはこれで対象者にどこまで含まれるんだ!とかモメてそうではありますけれども。

一方ギン子的に気がかりなのは、政府体力の部分です。
オーストラリアは資源輸出のイメージが強いですが、一方でそれ以外のもの(工業製品など)は輸入に頼っており、かつ英国など海外資本による投資が多いため本国への送金が発生するなど、経常収支は万年赤字です。外貨準備高も国の規模から考えると比較的小額で、海外との収支という面から見ると脆弱さが指摘されます(尤も資源など輸出財が豊かなので、実際に国として外過不足に陥る可能性は低いですが・・・)。
対外的な収支とは対照的に、財政収支(政府の台所事情)はここのところ黒字を維持してきたオーストラリアでしたが、度重なる財政出動でこちらも赤字に転落する見込みのようです。
財政出動自体は景気浮揚のためにも必要だと思いますし、そもそも万年赤字の日本や米国に比べればまだ健全性は高いと思いますが、これに対するマーケットの評価が今後気になるところです。
よもや、ずっとAAAを維持してきた格付が下がらないと良いのですが。。。

為替に視点を戻すと、オーストラリアドルの対米ドルでの下値は大分限定的になってきており、市場でも1オーストラリアドル=0.6米ドルの水準というのが底堅くなってきているようです。
一方、やはりまだ動きが読めないのが米ドルと円の関係。米国金融機関の健全化への道筋がもう少しはっきりして来ないと、なかなか難しいですよね・・・バッドバンク切り離しが順調に進むとよいのですが。
オーストラリアの経済状況自体がここまで大きく売り込まれていくほど悪いとは思わないのですが、一方で通貨にしろ株などの資産価格にしろ、買い手が居なければ値段は下がりますからね。投資家のリスクへの許容度が回復してこないと、本格的な上昇へのトレンド転換は難しいかもしれません・・・が、確かギン子が豪ドルに投資を始めた水準が50円台半ばだったと記憶。そろそろ買い増し?
実は最近ポートフォリオの残高・資産配分チェックを怠ってるので、ここらで一旦見直してみようかな・・・(買い増しによるリバランス)

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posted by ギン子 at 16:57| Comment(2) | TrackBack(0) | ギン子のお金の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ギン子様

初めまして。「ど素人」の夢の如しと申します。

ジョン太郎さんへのコメントの中でギン子さんの記事だしをやんわりと催促させてもらいましたがその効果があったと一方的に信じております。

豪ドルのMMFを検討していたところへこのタイトルの記事だしです。なにか運命的なものを感じます。(これも一方的に・・・。)

Posted by 夢の如し at 2009年02月12日 11:56
夢の如しさん、こんばんは!コメントありがとうございますww
ハイ、「そろそろエントリを。。。」との嬉しいお声を頂いたとのことで頑張りましたっ(^^;というか、本当にずいぶん間が空いてしまいすみません・・・m(_ _)m
ちょうど豪ドルMMFにご興味があったとのことで、運命ですね!!(笑)
ここのところの豪ドルの不安定な動きの背景には、豪ドル建て仕組債のポジション解消の売りもあるとか・・・(某情報社ニュース引用ですが^^;)
確かにここしばらく、豪ドル建ての債券が随分と発行されていますので、年度末にかけて機関投資家の売りが出る可能性はありそうですね。
Posted by ギン子 at 2009年02月14日 00:21
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