2009年01月08日

インドIT4位サティヤムの粉飾決算

とんでもないニュースが出ましたね。インドIT4位のサティヤムが過去数年にわたって粉飾決算を起こっていたことが明らかになり、インド株市場は大幅急落しました。またしても歴史的な場面に立ち会ってしまいましたね・・・


さっきまでギン子やヴィヴィ子たちと恵比寿にあるうまい飲茶屋でたらふく食って飲んで今帰ってきたとこなんですが、調子に乗って食いすぎてしまい、ここ3年くらいで最もおなかいっぱいな状態にあります。マジで気持ち悪い・・・食いすぎたーーーーー!けど今日のこのニュースは書いとかないとな、ってことでいつものように走り書きですけど書いときます。


とりあえずこちら。

http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-35748620090107
【以下引用】
[バンガロール 7日 ロイター] インド4位の情報技術(IT)アウトソーシング会社サティヤム・コンピューター・サービシズは7日、過去数年間にわたって利益の水増しを行っていたと発表、ラジュ会長が辞任することを明らかにした。

これを受けて、同社の株価は一時80%以上急落。インドでは過去最大級の企業不祥事となり、海外からの投資に悪影響が及ぶのではないかとの懸念が浮上している。 

 同会長は、過去数年間にわたって利益の水増しを行っていたことを認めたうえで、他の取締役は不正の事実を知らなかったと指摘。

 証券取引所にあてた書簡で「サティヤムを特別な会社に作り上げてきた全社員と全株主に対し、現状について心から謝罪する。法に従い、裁きを受ける準備はできている」と述べた。

 同社は先月、創業者が出資している建設会社2社を買収すると発表したが、その後、撤回に追い込まれていた。

 サティヤムの発表を受け、7日のインド株式市場は急落。指標となるSENSEX指数は749.05ポイント(7.25%)安の9586.88で取引を終えた。
【以上引用】

興味ある方のために他のソースのも。
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200901080008.html
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20386207,00.htm
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090108/biz0901082048012-n1.htm



既に「インド版エンロン」なんて言われ始めてます。エンロンって名前、記憶にある方も結構いらっしゃるんじゃないかと思いますが、エンロンってのはアメリカのエネルギー商社で、超がつくほどの大企業であり、「最も革新的な優良企業」なんて言われてた会社です。そんなエンロン社が実は会計操作をしていて2001年に破綻してしまい、大騒ぎになっていたところに、更に翌年にはワールドコムというこちらもアメリカの通信業界2位の超大企業が同じく会計操作をしていて破綻。相次ぐアメリカの大企業の不祥事に、会計不信が強まりました。企業会計のスキャンダルとしては最大級レベルの超大物、このボス倒したらクリアって感じの圧倒的な存在感の事件です。

でも、事の大小に関わらず、やっぱり粉飾決算とか会計操作ってご法度中のご法度だし、それやったら終わりって感じだし、最も「あってはならないこと」だし、そんなのがあったらいろんなものの前提がガラガラと崩れ落ちちゃうって感じです。

だってさ、企業が発表する決算書にウソが書いてあったら、何を信用したらいいのさ、って話です。エンロンの決算書も、ワールドコムの決算書もウソだった、あんなに大きな会社だったのに・・・じゃああの会社は大丈夫なのか?この会社の決算書は正しいのか?この会社の決算書の数字は信じられるのか?この数字をもとに今の株価はまぁまぁと思ってるけどこの数字は本当なのか?というのがどんどん不信感となって大きくなっていくわけです。

今回の件も、結局、ウソの決算書を作ってしまったことで、事はサティヤム1社だけの問題では納まらず、じゃあ他のインド企業の発表している数字は信じられるのか、ということになり他の銘柄にも売りが広がった、あるいはエンロン・ワールドコムのことを知っている人たちが、あの時と同じようになってしまうことを懸念して先取りで動いたのかもしれませんが。いずれにしてもこれはインドの資本市場、金融市場にとって大打撃です。


これも銀行で教わったことですが

・信用は金融の世界で最も重要なものの1つで、失ってみるとその重要さを痛感させられる。

・信用を築き上げるのに近道はなく、こつこつと積み上げるより他ない。しかし、信用を崩すのは簡単で、ちょっとしたことで、それまでに築き上げた信用を全て崩すことができる。

・数十年かけて築いた信用も、崩すのは1分でもできる。

ということです。やっぱり銀行の時に教わったことは役に立つなぁ・・・
船場吉兆なんかも典型ですね。


今回の件は、程度はどうあれ間違いなくインドにとってもマイナスであり、程度はどうあれ遠回りをすることになったと思います。それでもインドの中長期的な成長力とかに変わりはないんだと思いますけどね。短期的にはマイナス要素であることは間違いないんじゃないでしょうか。どのくらいの期間かは分かりませんが尾を引く問題だと思いますよ。粉飾ってのはそのくらい深刻な問題ですから。

新興国のリスクが顕在化した、と言ってしまえばそれまでなんですが・・・ロシアはロシアでウクライナの天然ガスの件しかり、グルジアの件しかり、でロシアらしいリスクを顕在化していますが・・・

こういうのも新興国らしいと言えば新興国らしいか・・・

まぁこれで私が持っているインド株を売却するなんてことはないですけどね。こんなニュースがありましたよってことで。間違いなく歴史の1ページに結構大きく記録される事件だと思います。


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posted by ジョン太郎 at 23:24| Comment(3) | TrackBack(0) | ジョン太郎のマメ知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どうもこんにちは。

またえらいことになったもんですね。
エンロンやライブドアは投資経験ゼロで、完全に他人ごとだったんですが、実際に自分のお金を投じてるところでやられるとまた目に入る景色は全然違いますね。

「どうせ3年や5年で売るつもりはなかったし、まぁほっときゃいいか」とは思いながらも「ホントにいいのかそれで?」「いったん逃げた方が冷静では?」という気持ちも2〜3%くらいはありまして。

ジョン太郎さんも売るつもりはない、と聞いてちょっと勇気づけられました。
「そうだよな、成長力そのものには関係ないよな」って。

とは言っても、ここからしばらく下に向かう可能性も十分ですし、とりあえずしばらくは定期積立だけを続けながら様子見するつもりです。
たぶんちょっと落ち着いたように見えたらナンピンに走ってしまいそうですけど(汗)
Posted by くあむ at 2009年01月09日 11:23
こんにちは!

興味深い・・

いつも分かりやすい例え付きで
読んでイメージしやすい、
脳に届くって感じ☆

素敵な一年でありますように!!!

Posted by グリーン at 2009年01月09日 19:25
くあむさんへ、
コメントありがとうございます。いつもお返事遅くてすみません。
私はイベントに合わせて一時撤退とか出し入れしたりとかしませんからね・・・まぁ相変わらずです。見通しが変わらなければ売ったり入れ替えたりしませんから。
これからもよろしくお願いします。

グリーンさんへ、
コメントありがとうございます。グリーンさんから頂いたコメントも脳に届いた感じですw 脳に届くコメントありがとうございます!
これからもよろしくお願いします。
Posted by ジョン太郎 at 2009年01月10日 16:24
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