2008年12月25日

メリークリスマス!・・・で、新興国って?

皆様、メリークリスマス!
当然イブとか関係ねえー!で仕事してたギン子です。
聖夜な今日は、新興国について語ります。改めまして、早速日が空いてしまい申し訳ありませんm(_ _)m
この季節は、忘年会など色々イベント目白押しですよね・・・
ギン子の勤める会社も、マーケット環境を受けてクリスマス・パーティは中止でした。
しかし、やはり人間息抜きは必要なもの。
忘年会のお誘いは例年通り、ありがたいことに色々と頂いている次第です。ジョン太郎兄さん&ヴィヴィ子も肝臓大丈夫かな。。。

昨日はクリスマスイブ、ということで、世間は随分と浮かれていたようですが・・・私はそんなの関係ねえー!ということで、上司(女)と二人、寂しく欧州圏からの書類待ちをしておりました。
25日は日本以外のマーケットことごとくお休みなので・・・24日の現地時間午前中に色々片付けないとまずいこともあるわけです。
来年以降、日本の文化「大納会」と「大発会」が廃止になるとかなんとか。とても寂しいです。そんなことするなら、海外にあわせて25日休みにして欲しいですね。
ああでも、半日で仕事が終わるというのが独特の開放感なんですけどね・・・すいません、余談なんですけれども。

さて、こんな与太話ばかりでもなんですので、少し経済寄りのお話を。
2008年の相場を一言で総括すれば「冴えない」と言うことになるのでしょうが、そんな中でも果敢に投資タイミングを狙う投資家の方は数多くいらっしゃいますよね。
ギン子も個人的には、良い投資機会であると考えています。
ところで、そんな勇敢な投資家の方の中には、これまで投資経験のほとんど無い方もいらっしゃいます。
そんな方からよく聞かれるのは
「なんとなく安いような気がするんだけど、買っても大丈夫?」
という質問。特に、BRICsを初めとする新興国に対してですね。

少し前までは、カントリーリスクをあまり意識しない方が多かったのでは?もちろん用語としては理解していても、それを現実のものとして認識する機会はなかなかなかったと思います。
それが、今回の金融危機・信用不安の局面を向かえ、一部の国はデフォルトを起こすという形で具現化してきました。
とてもラフなレベルで語るのであれば、やはりリカバリーは中国が早いのでは?等の話もあるのですが、今日の記事ではもっと俯瞰的なお話をさせていただければと思います。
新興国への投資を考えていらっしゃる方に、いつもギン子がお伝えするのは、次の2点に着目することです。
すなわち、国の「財務体質」と「外貨準備高」。
もちろん、この2つだけで全てが説明できるわけではないですが、今般のこの厳しい状況を乗り切ることの出来る国か否かは、この2つである程度判断出来ると思います(これは特に新興国についてです。先進国は、またちょっと事情が違いますよね)。

すなわち、今回の金融危機/信用不安の一番の問題は、流動性が欠乏することです。投資マネーがリスクを取りにくくなるため、新興国にはお金が流れにくくなります。
よって、国内景気の活性化を外資に依存していた国では、景気の減速を緩和することが出来ません。しかし少しでも政府の財務収支に余裕があれば、政府自身が景気刺激策を打つことが出来ます。
また、こういった局面で怖いのが通貨の暴落です。
皆様も、東欧の新興諸国は対外債務の比率が高いため、自国通貨が対ユーロで暴落することにより債務がふくらみ、経済が危機的状況に陥る可能性が高まっている・・・等のニュースを目にされているかと思います。
通貨の安定を図る余力があること、これもとても大切です。そしてそれを確認出来る有効な尺度の一つが外貨準備高です。

そんなの知ってるよ!と言う方も多いかもしれませんが・・・(^^;
結構ご質問いただくことも多いので、語ってみましたww
財務破綻してしまった国、一方で注目されている国・・・あてはめて見て頂くと、それなりに納得いきませんか?もちろん、ロシアのようにその他地政学リスクを大きく加味しなければならない国もあるんですが。。。

おそらく今後も、ギン子の記事は初心者の方向け寄りのものが多いと思いますが、ご容赦くださいね。まあ、ジョン太郎兄さんとの住みわけ、みたいな感じで。
何が原因でマーケットは下落しているのか?
こういった環境下、どんなリスクを抱えていると危ないのか?
それを考えていくと、取るべきリスクと取らざるべきリスクが見えてくるのだと思います。
なかなかリスクに見合うリターンが報われない相場環境が続いていますが、来年にはこれが改善していくといいですよね。
サンタさん、どうかお願いします!!

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posted by ギン子 at 22:57| Comment(5) | TrackBack(0) | ギン子のお金の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ギン子へ
住み分けはとか気にせず、マイペースでギン子の思うように書いてくれたらいいよー。せっかくギン子が書くんだからギン子の言葉で、ギン子の言いたいことやギン子のアイディアとかが出てこないともったいなすぎるよ。俺との意見とか見方とか考え方とか捉え方の違いも絶対にたくさんあると思うし、それはごく自然なことだと思うので、そういうのを気にせず書いてください。


このブログをお読みになってる方へ
前述のように、このブログはせっかく共同ブログにしているので、最近ご無沙汰のヴィヴィ子も、最近加わってくれたギン子も、それぞれがそれぞれの言葉で、それぞれの言いたいことやアイディアとかを発信していってほしいと私は考えてます。そうでないともったいな過ぎますし、無理に私に合わせようとしても何の益もありません。なので、「ジョン太郎とギン子で言ってることが違う!」とか、「ジョン太郎は▲と言ってたのに、ギン子は■って言ってるぞ!」とかそういうのはナシでお願いします。あ、もちろんご指摘いただくのは全然構いませんが。

私は個人個人で意見とか見方とか考え方とか捉え方の違うというのは、ごく自然なことだと思っていますし、そこに「いろんな人の意見」を聞くことの価値があると考えていますので、そういう人たちなんだなと思ってスルーしていただきたいと思います。ギン子もヴィヴィ子も立派に金融業界で長年働いてきたプロですし、ちゃんと今も金融業界でメシを食ってるプロです。本当に優秀ですし、すごく面白い発想ができる人たちです。正解がない金融や経済の世界で、プロ同士でも意見や考え方が違うというのはごくごく当たり前のことです。むしろその辺を楽しんでいただきたいくらいです。もちろん、正解のある定義や用語や仕組みの解説などでおかしなところなどがあれば、お互いに気づいたらすぐに指摘、修正をするようにいたします。また、意見の違いで、ジョン太郎はこう言ってますが私ギン子はこう考えてます、とか、ギン子はこういうけど私ジョン太郎はこう思ってます、とかも言うことがあると思います。

というわけでこれからも一同を温かい眼で見守っていただければ幸甚です。
Posted by ジョン太郎 at 2008年12月25日 23:37
ぎんこさ〜ん こんばんは
はじめまして

初心者向けに解説して下さるということで
うれしい〜 私向けだわあ〜^^
よろしくお願いしますね〜

実は金融のプロの方にはごくあたりまえの事がしろうとには「は?」って言う事ってけっこうあると思います。でもなんかあたりまえに難しい話が行き交ってるとそれは何ですかって聞くのはずかしいんですよね。女同士のよしみでそんなときに質問しても良いですか?
 さっそく今日のお話の最後に取るべきリスクと取らざるべきリスクという言葉がありましたが具体的にどのようなものでしょうね。これでさえ自分で考えたら結構難しいです!機会があったら教えて下さい よろしくお願いします では肝臓に優しい年末年始お過ごし下さい
Posted by ゆうこりん at 2008年12月27日 05:08
ゆうこりんさんへ、
こんにちは。コメントありがとうございます!ってギン子宛てに頂いたコメントだと思いますがw 私のほうが先に気づいたみたいなので一応私からも。

女同士のよしみで、ってのいいですね。ギン子も喜ぶと思うし張り切ると思うので質問してやってください。改めてギン子がお答えすると思いますが、せっかくなので私もお答え。「取るべきリスクと取らざるべきリスク」というのは人によって違うと私は考えてます。「自分にとっての取るべきリスクと取らざるべきリスク」と言う方がいいかな?

例えば、ギン子の説明に乗るなら、この環境下で自分の投資しているある株が下落していて、その原因が減益や収益構造の変化(儲からなくなってしまった)ではなく、「みんなのパニック売り」によるもだと考えたとします。そのパニックは「あとどのくらいで収まるのかわからない」が、5年とか10年とか自分が投資してる期間中、長期にわたって続くとは考えられない、人間は10年もパニック状態を続けられるもんじゃない、と考えたとします。すると、そう考える人が、例えば返済期限があり、借りている期間が長くなると支払金利が増えていく借金をして、レバレッジをかけて投資をしている、なんてのは「その人にとって取らざるべきリスク」をとっていることになります。結果的には「一定期間に」「できるだけ早く」マーケットが回復するということに賭けているわけですから。返済期限が来て借り換えができなくなるリスクとか、借入金利が上がっちゃうリスクとか、ね。

あとは、単純に高金利だけを求めて買ってしまった高金利国の通貨が、実は単に経済運営の失敗による高インフレと、外国からの投資資金を呼び込んで国内で足りない部分のファイナンスをつけるため、の高金利だった、インフレ率を引いた実質金利はマイナスだった、なんて場合に、自分はそんなリスクは取りたくなかったのに・・・なんてのも同様です。そんなリスクでも、「どうせ自分は短期間で儲けて逃げるつもりだからそのリスクは取れる」という人もいれば、「長期で投資するつもりだからそんな構造的リスクはとれない」という人もいるでしょう。取れるリスク、取れないリスク、というのは人によって違うはずで、自分の考え方や今後の見通しに合った「自分に合ったリスク」をとるのが理想なんだと思います。中国の共産党政権リスクはとれるけどロシアの地政学的リスクはとれないとか、信用リスクはとれるけど金利リスクはとれないとか、短期のリスクはとれるけど長期の構造的なリスクはとれないとか、株のリスクはとれないけどインフレのリスクはとれるとか(私の真逆)、いろいろあると思うんですよね。これはあくまで考え。私のギン子の返事を楽しみにしときましょう。

肝臓に優しい年末年始を過ごすというのはギン子にもジョン太郎にもヴィヴィ子にもかなり難しいことだと思います。私たちにとってそれは投資や経済や金融の解説やをするよりずっと難しいことです。たぶん無理です。特にギン子の場合は。ハブ酒に入ってるハブ並に酒漬けになってますからね・・・よく燃えそうだな・・・
Posted by ジョン太郎 at 2008年12月27日 12:46
ゆうこりんさんこんにちは!
くっはー!!レスのスピードで兄ちゃんに負けました(笑)orz
早速嬉しい感想、ありがとうございます。なるべく広いレベルの方に分かりやすいようお伝えしていくつもりですが、もし「ん?」と思うことがあれば、遠慮なくご質問・コメくださいね^^
ギン子は中身はオッサンですが、よろしくお願いしますww

さて、ご質問頂きました「取るべきリスクと取らざるべきリスク」は、まさにジョン太郎兄ちゃんが説明してくれた通りの意味合いで使いました。
その人の投資目的や、投資資金の余裕度合い等々の理由で違って然るべきものです。
投資家の方からの質問で、「今が買い場か?」「どこに投資するのが一番いいか?」と聞かれることが多いのですが、その人がどのリスクなら取れる人なのか・・・によって、答えは変わってきてしまいますよね(理由は、兄ちゃんの解説の通りです)。

「リスク要因がもっとなくなってから投資したいです」という人がいます。しかしそれは、期待されるリターンも逃すことになります。投資におけるリターンは、原則としてその投資家が取ったリスクに対する見返りであるからです。
今、各国の市場が下落していますが、それぞれの国(もしくは企業)が抱えるリスクが何なのかをちゃんと考えると、自分はどこに投資するとよいかのヒントになるのでは?

さてさて、肝臓へのお心遣いもありがとうございます。
でも、肝臓に優しい年末年始を過ごすのは私達3人にはあまりにも無理です。逆立ちして山手線1周するよりも無理です。
先日も酔っ払って隣のテーブルのオジサンに絡んでましたからね・・・明日からも3連荘飲み会ですよ♪
Posted by ギン子 at 2008年12月27日 17:12
お返事の御礼がたいへん遅くなってしまいました。お二人とも丁寧な説明ありがとうございましす。

リスクを見極めること自体が本当に大切な事なんですね!それも自分の立場を理解した上で!!

そういうことになると私が今失敗しているのが当たり前だとよくわかります。だって私がしてきたことは、本屋さんで見た雑誌を何となく買いそこで薦められているファンドや、証券会社で薦められたファンドも薦められるまま何となく買い上がり下がりに一喜一憂しているだけなんですから!!
サブプライムで特別な状況なことは確かでしょうが調子良く続けていても、金融も投資も理解せずにそんな場に参加してもいつか痛い目をみるのは自明の理ですよね。

ギン子さんとジョン太郎さんの説明で原点に戻り反省しています。
Posted by ゆうこりん at 2009年01月04日 18:01
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