2008年09月15日

もうちょっとなんとか・・・(投信の税金の話)、とリーマン破産法申請。

今日の日経の23面の投信の税金の記事読みました?読んでないなら全然いいです。わざわざ読むほどの記事じゃないし。でも、読んだって方、「ん?」て思いませんでした?おかしいのは私の頭?



とりあえず今日の日経23面。

(家計百科事典)普通分配金と特別分配金 課税対象になるか否か
<前段略>
基準価格1万円で購入した投信が100円下落し、分配金が150円だった場合、50円分には税金がかかるが、残る100円分は非課税となる。
<前段略>


これ、私が普通に読むと、
10,000円で購入した投信が100円下落し(この時点で9,900円)、分配金が150円(分配落ち後基準価額は9,750円)だった場合、この分配金150円のうちの50円は課税される普通分配金で、100円は非課税の特別分配金。こんな風に読めます。

あとは、超好意的に読んであげれば、
10,000円で購入した投信が100円下落して9,900円になった。この時に、分配金が150円出ていた場合、つまり150円の分配落ち後の基準価額が9,900円だった場合、(分配前基準価額は10,050円でそこから150円の分配金が出たということになり、)この分配金150円のうちの50円は課税される普通分配金で、100円は非課税の特別分配金。
と読めなくもない・・・

でも普通の人は上のパターンで解釈しちゃうんじゃないすか?普通に読んで下のように理解するの無理じゃないっすか?皆さんが読んで下のパターンのように読めるのなら全然OKです。全く問題なし。だって私はこの記事のターゲットじゃないもん。記事を読む人が誤解しないならそれでいいんですが、記事を読む人が上のパターンのように解釈してしまうのなら書き方に大いに問題があります。

ってゆうか、私の本音としては、「普通こういう書き方しねぇだろ・・・」と「これチェックした人間もこの文章読んで違和感持たなかったわけ?」の2つ。

確認ですが、投信の税金は「実現した利益」に対してだけかかります。これだけのことです。儲かってる状態で分配金が出れば、儲かっている部分の利益が実現したことになり、この「実現した利益」に対して税金がかかります。10,000円で買ったものが9,000円になってる状態で50円分配金が出ようが1,000円分配が出ようが、それは全然儲けじゃないし利益じゃない、ただの元本の取り崩し、ですから当然のことながら非課税。

10,000円で買ったものが10,500円になって、1,000円の分配金が出て、10,500円の投信が9,500円の投信と1,000円の現金に分割された場合、500円は利益の実現で、500円はただの元本の取り崩し、前者は課税、後者は非課税、です。この時、買った値段、ここから上は利益でここよりは下は損、というラインを「個別元本」と言います。特別分配金を受け取った場合はこの個別元本が下がります。このケースならこの人の個別元本は9,500円に下がります。ここから9,600円に上がって100円の分配金が出た場合、この100円は全額、利益の実現ということになり100円全額が課税になります。個別元本が9,500円になってますからこのラインより上の部分は儲け、利益。個別元本は1人1人違いますから、同じファンドを持っている2人の人でも、基準価額8,000円の状態で500円の分配金が出て、1人は全額特別分配で全額非課税、1人は全額普通分配で全額課税、というケースも全然あり得ます。前者の人は儲かっていないけど、後者の人は儲かっている状態、ということになります。


なーんて私が書いても日経のほうが正しくなっちゃったりしちゃうのがこの世界のつらいところ。ジョン太郎なんていう、どこの馬の骨かもわからないようなボーン・オブ・ホースが偉そうな事を言ってたって、天下の日経新聞様が黒と言えば黒、ジョン太郎が白と言ったところで、あいつは素人だと言われるのがオチです。
実は最近こういうのにかなりウンザリしてきてしまっている自分がいます。ハイ。

だいたい日経の記者の人は別に金融の世界のプロじゃないすからね。金融の世界で働いてたことがあるわけでもないだろうし。ヘタしたら個人的には投資とかあんまり好きじゃなくって、自分のお金も貯金ばっかりで運用とかしてなくって、個人的にも仕事でも投資とか運用とかやったことはないんだけれども、仕事だから色々調べたり、もっともらしい肩書きの人にいろいろ聞いて教えてもらって、日経に記事を書いてる、なんて人もいたりするんじゃないでしょうか。投資や運用の経験がある分、本当は皆さんのほうが詳しかったりしてね。

マネー雑誌とかに出てるファイナンシャル・プランナーの人の中にも、とんでもないこと書いてる人はいっぱいいます。普通にそういう人が投資信託の解説本書いてて、本屋に行くとその人の本が並んでたりしてね。パラパラっとめくってみると、おいおい・・・あなた・・・ひょっとして試験勉強してFPの資格取ったってだけで投信のことや投資のことは素(ry

そういう人の書いてることが間違ってるなんて言った日にゃ、プロであるファイナンシャル・プランナー様がAだと言ってるのに、ボーン・オブ・ホースのジョン太郎がBと言ったって、って話です。

英検2級持ってても英語しゃべれない人いっぱいいますよね。・・・まぁいいや。この話はここまで。最近、ネットの世界でも本当の世界でもいくつか嫌なことがあって、ちょっとウンザリモードに入ってきてしまってます。愚痴は以上。


で、リーマン・ブラザーズです。ついに破産法の申請です。ギブアップ宣言です。
いやーーーーーついに来たかって感じです。いずれ、と覚悟はしていても、覚悟をしながらイヤだなーと思っていた事態が「現実」になるとやっぱり全然違いますね。これでベアとリーマン、そして今回はメリルも同時に消えることになりました。バンカメがメリルを救済合併することを発表しましたので、ベア、リーマン、メリル、の3社が一気に消えることになりました。

凄い時代が来ましたよ。本当に。

ちょっと前まで、あんなに羽振り良くブイブイいわせてたのに・・・

たくさんの大学生が入社に憧れてたのに・・・

「俺もあんなとこに入っていっぱい稼いでポルシェとフェラーリ買って六本木に住みてー」なんて言ってる若者がいっぱいいたのに・・・

六本木の(ry


しっかしねー。ベアとリーマンとメリルですよ!凄い時代が来ましたよ!

なんだかねぇ・・・(何度も再認識を繰り返して実感を味わってるだけです・・・


私の知り合いも結構いるんですが、みんな大変ですよ。まず・・・こっちが連絡しにくい。飲みにも誘いにくいし・・・該当者の方、今後どうするのか報せてね。こっちからは聞きにくいから。



日本は3連休最終日ですが、なんか記憶に残る日になりそうです。

ドルは104円台に入ってますね。ポンドも187円台。ヨーロッパ株も大きく下げてます。

・・・まぁいつもながら私にできることは何もありません。もし今、金融株で怪しいところのを持ってたらちょっと考えるかな?今後の長期の前提がだいぶ変わってるし。構造的に変わっちゃってるし。こういうときは見直しも考えます。が、今の私のポートフォリオには比率的に無視できるくらいしか入ってないので無視しますけど。

時価総額ベースの指数に連動するインデックスファンドとかETFなんかのほうが意外とこういう金融株がいっぱい入ってたりするでしょうね。心配な方は調べてみてはいかがでしょう。効率考えて少ない銘柄だけ持って連動させようなんて運用をしてて、本当なら10銘柄なのに大きめの2銘柄だけ持ってぼんやり連動させてて何とその2銘柄ってのが・・・なんてケースだと最悪です。まぁそれも資産の一部で買ってるインデックスファンドのそのまた一部ってことなら、全体に与える影響ではそんなに大きくないので、組み替えたところであんまり効果はないでしょうけど。

こういう時こそ落ち着いていかないといけません。市場は大荒れに荒れるでしょうけど、その大荒れの波に乗って飛んだり跳ねたりするのは大変ですよ。それをやろうって方はそれなりの覚悟をもって臨む必要があると思います。そうじゃなくて波が通り過ぎるのを待とうって方はくれぐれも波に足元をすくわれたり波にさらわれたりしないように足場をしっかり確認しとくべきかと。

ご用心。ご用心。


↓ランキングです。ポチッと押して投票お願いします。
にほんブログ村 株ブログ 投資信託へランキング参加中!


人気blogランキングbanner_03.gif


FC2 Blog Rankingb_03.gif




posted by ジョン太郎 at 18:42| Comment(1) | TrackBack(0) | ジョン太郎のマメ知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ジョン太郎さま

リーマン、ついに逝きましたね
次の山場はAIGがどうなるか、でしょうか

今夜のNYは何とか踏み止まっているように思えますが、何れにせよ今週は一つの山場になりそうな気がしております
・・・全くの素人考えですが
Posted by パチンコファン at 2008年09月16日 01:07
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック