2008年08月24日

オリンピック終わりましたねー

オリンピック終わりましたねー。残念な結果もありましたけど、感動するシーンや、思わず狂喜してしまうシーンもたくさんあり、やっぱオリンピックって凄いイベントだなと改めて思いました。


そして中国はいよいよ「北京オリンピック後の中国」になるわけです。先日の記事(http://jovivi.seesaa.net/article/104463763.html)でも書きましたが、既にオリンピック後の景気減速を懸念して株を投げ売りしたりする人も出始めてて、市場は下げてます。「景気減速を懸念する人が既に売り始めてる」ということ=「中国はもうダメだ」「中国はもう成長しない」「中国株は終わった」ということではありません。ただ単にそういう売却をしている人がいる、というだけの話で、実際に未来を見てきた人はいませんし、この先の株価やこの先の中国の行く末を知ってる人はいません。ただ、中国の成長をこれまでに語ってきた人たちの中にもいろんな人がいて、もっと先を見据えて中国の成長を語る人もいましたし、「北京オリンピックまではとりあえず大丈夫」という具合に確からしいと自分が思えることあるいは希望的観測に基いて喋る人もいましたし(残念ながらその意味ではそれよりも早く崩れたわけですが)、単にどこかで聞いたことをさも自分の知っている「正解」のように喋る人もいました。中国への投資って、1年で倍にしてやろう投資じゃなくって、この先、10年とか20年といった長期間に渡って年率10%近くの極めて高い成長率をキープして中国が経済を成長させていくことに期待して、それをロングショットで捉えにいくってのが本筋だと思うんですよね。それを先取りする動きをして、先走り過ぎた部分は、立ち止まって追いついてもらうのを待つなり、後戻りして引き返すなりして調整されていっても全然フシギじゃないですし、それに合わせて売買をして売買益を積み上げていくアプローチの仕方はあんまりオススメできませんってのはいつもこのブログで皆さんに申し上げている通りです。

もし中国株に投資していて、「中国がもうダメなのかどうか」、「中国株はもう売ってしまったほうがいいのか」とか、「今のうちに逃げないと自分だけが逃げ遅れてしまうのでは」とか、不安になったり、悩んだりしたら、そもそも自分はどういう風に考えて中国株に投資したのか、を振り返って考え直してみたほうがいいと思います。もしも「去年1年で●%上がった」とか「今年に入って既に▲%上がってる」とか「主婦の私が■%の儲け!」とか「中国株って儲かるらしい」とか「中国がなんかすごいらしい」ってのを耳にして、それで「じゃあ私も」で投資したのだとしたら、それは過去1週間の気温だけを見て、沖縄が寒いところだとか、北海道は暑いところだ、と決め付けて引っ越し先を決めるようなものです。

今年の年初から●%下がってる、既にこの1年で▲%の下落、というのは今後どうなるかを示唆するものではありませんし、株価は「もう僕はこの半年で●%下がってしまって、そろそろ行き過ぎだと思うからこの辺で引き返そう。いい加減反転しないとヤバイ」なんて思って動いてくれるものではありません。

いつも申し上げている通り、株でも為替でも短期と中長期の動きは別、です。全くの別物です。それを一緒くたにすると道や判断を誤ります。中長期の投資をするなら、短期の動きに振り回されたり、短期の動きを元に判断をしてはいけません。ともかく、1年以内の動きは全部短期です。2〜3年だってヘタしたら短期です。1日単位の動きも、1ヶ月単位の動きも、過去3ヶ月の動きも、過去半年のパフォーマンスも、中長期投資の判断の役には立ちません。だってそんなのは何だって反映するし、何にだって反応するもの。

と言ったうえで、今年の年初から各国の市場がどのくらい落ちたのか見てみましょうか。

0824.bmp

下げてますねぇ・・・

PER(倍)と配当利回り(%)も載せときました。PERとか配当利回りで注意したいのは、企業の利益が減ったり(減益)、配当金が減ると(減配)、あっという間に数字が悪化するという点です。特に景気の後退局面ではよくあるので注意が必要です。例えばこれらの指数のそれなりの比率を金融機関の株が占めているわけですが、金融機関のサブプライムローン絡みの損失拡大ってのはその金融機関の利益にマイナスになって減益要因となるですから、簡単にこれらのPERを上昇させますし、減益のために減配しちゃえば配当利回りを引き下げます。

PERの話はこのへんもどうぞ。
http://jovivi.seesaa.net/article/77995923.html


短期の動きを見ていろいろ言う人がいますが、中長期投資してる人は、そういうのは自分には関係ない話だ、って思って聞き流さないと、イライラしたり不安になったりしますんで注意してくださいね。今後ますます増えてくることが予想されますから。

北京オリンピックが終わっても投資のルールは変わりません。
私がここで皆さんにお話ししてることも変わりません。


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posted by ジョン太郎 at 23:28| Comment(3) | TrackBack(0) | ジョン太郎のマメ知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ジョン太郎さん、お久しぶりです(^^♪
いつもありがとうございます^^

色々言われた北京オリンピックですが、十分楽しめたし、終わってみたら寂しいものですね〜

中国は終ったと耳にするのは事実ですが、足元ではなく、ずっと先を見据えての投資ですから放っています(^・^)
老後の楽しみ(?)になってくれると信じてます!!

これからも、よろしくお願いしますm(__)m


Posted by oka at 2008年08月27日 01:17
ジョン太郎さん、どうもこんにちは。

やっぱり世間的には「北京五輪が終わったら経済失速→株価暴落」は共通認識みたいですね。

「昨日はまた株買ったの?」(昨日は給料日)
と同僚に聞かれて、
「買ったよ〜中国もインドも、あと新興国おまとめセットみたいなのとか日本とか、いろいろ」
と答えた瞬間、周囲の同僚・上司などなどから総攻撃を喰らってしまいました。。。

曰く、
「こんな不透明な時に株買うバカがいるとは」
「ちょっと前より落ちたからって安いと勘違いしてんじゃないの?」
「中国の失速は始まったばかりだよ」
「底打ち確認してから買うだろ普通。。。」

あービックリした。
改めて世間と自分の意識の乖離を痛感させられました。

これでここからさらに下げたらまたいろいろ言われるんだろうな。。。

ま、素人は下げたら喜んでまた買うだけなんですけどね。
Posted by くあむ at 2008年08月27日 11:35
Okaさんへ、
お久しぶりです!コメントありがとうございます!
短期と長期は別です。ちゃんと区別しないといけませんね。短期の動きや短期のニュースにくれぐれも惑わされないようにご注意ください。振り回されそうになったら、日々の動きを見ないようにするのが一番です。
これからもよろしくお願いします。

くあむさん、
ご無沙汰です!コメントありがとうございます。
リッパなことです。リッパだと思うので、私から援護というか応援の記事をプレゼントしたいと思います。私が貯めてるものの中に面白いものがあるんで、それ使って週末に書きます。楽しみにしててください。きっと良いサポーターになると思いますよ。週末の記事をお楽しみに!
・・・書くの忘れませんように・・・(-人-)ナムナム
Posted by ジョン太郎 at 2008年08月27日 23:52
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