2008年06月18日

世界各国で相次ぐ利上げ

最近、あっちこっちで利上げが行われてますね。


ここ最近だけでも、ずいぶん多い気がします。
今週は16日月曜日にトルコが金利を50bps利上げして16.25%にしました。5月のインフレ率が10.7%と10%超えちゃってましたからね・・・とりあえず年末のインフレターゲットは7.5%らしいです。

先週11日にはインドが25bps利上げして8%に。インドは約1年ぶりの利上げです。ここしばらく預金準備率の引き上げで金融市場引き締めを行っていましたが、進行するインフレへの対策として、今回ついに利上げに至りました。

翌12日には、これは利上げではないですが、韓国の中央銀行が現在7年ぶりの高水準にある政策金利を5%のまま据え置くことを発表。これインフレの加速に対応する目的です。そして南アフリカはこの日50bpsの利上げを行い、政策金利を12%に引き上げました。もちろんこれもインフレ対策。

また、先週10日にはこのブログでもお伝えしましたが(http://jovivi.seesaa.net/article/100226157.html)、ベトナムが200bpsの大幅利上げを行い基準金利を14%に引き上げました。もちろん、20%を超えてしまっているインフレを押さえ込むためです。

・・・という具合に世界中のあちこちでインフレ対策の利上げが行われてます。


政策金利の話とか金利の話とか、公定歩合とか、スプレッドの話とか、金利操作の話とか、FOMCとかFRBとかFFレートとか、そういうのはこの辺の記事で解説してますんでよろしければどうぞ。
http://jovivi.seesaa.net/article/93907912.html
http://jovivi.seesaa.net/article/51875779.html
サブプライムローン問題で火が吹き始めた頃の中央銀行の動きの中で金融操作の説明をしてます。
http://jovivi.seesaa.net/article/51082611.html
古い記事ですし、金利の話が出てくるのは長文のだいぶ後ろのほうですが・・・
http://jovivi.seesaa.net/article/18582135.html



で、昨日は昨日で、イギリスのインフレ率が発表されて、市場予想を上回る前年同月比3.3%上昇、少なくとも97年以来の高い伸び率・・・

アメリカも昨日ちょっと弱めの数字が発表されて利上げ観測がちょっと後退しましたけど、まぁ流れ的には、まぁアレです。
ともかく潮目は変わってないわけです。

景気減速が予想されてる国でもインフレが進行して、やむなく利上げ・・・みたいな。
昨年の年末にお話しした今年のキーワード、覚えてますか?(http://jovivi.seesaa.net/article/75744813.html
「スタグフレーション」です。

スタグフレーションほど舵取りが難しいものはないですよ。なーんつって、私もスタグフレーションなんて経験したことがないわけですが(照) エラそうな口たたけませんね。どうなるんでしょうね。とりあえず株買っとくかって感じです。私にできるのはそのくらい・・・

ただ、お金なくって、それすらもままならないわけですが・・・

我唯傍観


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posted by ジョン太郎 at 23:04| Comment(3) | TrackBack(0) | ジョン太郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ジョン太郎さん、こんにちは。

高インフレとか、「金利上げによる引き締め姿勢を嫌気」とか、いろいろ言われますが、BRICs株も落ちこんでますね。

国内株にインドに中国、あれもこれも買いたい病で手元にお金が全く残りません。。。

さて、また一つ質問をさせていただきたいのですが。


今回、質問させて頂きたいのは為替についてです。


日本の将来について考えると、膨大な借金、少子高齢化、腐敗した官僚に無能な政治家と、ネガティヴな話題が目白押しで、正直、日本という国の将来にあまり明るい光は見えません。

以前、ドル建て資産のドル安リスクについて質問させていただいたとき、「為替は中長期的には国の力を反映する」という見解をいただきました。
その説明に私自身は納得感もありましたし、十分に説得力も感じました。


一方で、FXや高利回り外債のリスクについて、高金利は高インフレの裏返しであり、大幅の通貨下落のリスクをはらむ・・・という説明もあちこちで耳にしますし、これにも納得感があるのですが。


しかし、素人目にはこの二つのことは矛盾するようにも思えるのです。

前者の説明は円安方向の将来を示唆していますし、逆に後者の説明は円高方向の将来を示唆しています。


前者の説明が正しいなら、つまり、日本の将来があまり明るいものではなく、円安方向に向かうのなら、ある程度積極的に為替リスクをとるべきではないのか。
たとえ一時的な通貨下落での為替差損を被ることになろうとも、そこでゲームオーバーとなるような無茶なレバレッジをかけたりしていなければ、さらに長期的には再び円安方向へ向かうことでプラスになるのではないか、と。

トルコなどの新興国通貨などはあまりに値動きが激しい上に、場合によっては底なしの通貨下落を
喰らう恐れもあるのでしょうが、例えばAUドルやユーロなどであれば、超長期的には円よりも高い金利と為替差益の両方を狙えるのではないか、と。


もちろん、実際の未来は誰にも分かりません。
その「予想」に全てを賭けた投資行動を起こす度胸は私にはありませんし、結局はどちらに転んでもいいように通貨分散しておく、ということになるんでしょうが。。。
その辺のところ、ジョン太郎さんはどのような見解をお持ちでしょうか?

長文・乱文ですみません。
言いたいことがちゃんと伝わりましたでしょうか?
Posted by くあむ at 2008年06月21日 16:00
ご無沙汰してます。キングでござーいます。いやはや利上げの話、いつもながらに参考になりました。しかしこう世界的にインフレになると日本円のポジションもどうなるか分からず、僅かながらの資産をどこに長期投資すべきか悩ましい今日この頃です。とりあえず円のみ!!てのはリスクがありそうなのは良く分かるのですが・・・・。

ところで前回「為替の重要さ」をとってもしっかり教えて頂きました。そこで、ジョンさん「ETF」についてどうお考えか質問させて下さい。
最近ETFの取り扱いが各ネット証券で増えてきております。EAFEやエマージングと全世界に分散投資が可能!と、うたわれておりますが、まず「米ドル」にしてからってのがひっかかっております。信託報酬の安さが魅力なのは理解出来ますが、為替が不利に働くとなんのこっちゃわかりません。投資信託からETFのリレー投資も結局手数料がかかるやん?(以前ジョンさんも言ってましたよね?)と、思いますし・・・国内ETFのTOPIX連動なんて無難かなって気がしますが海外ETFについてはどう思いますか??
Posted by キング at 2008年06月21日 16:31
くあむさん、
コメントとご質問を頂きましてありがとうございました。本文でお返事させていただきましたのでご覧ください。

キングさん、
ご無沙汰です。コメントとご質問ありがとうございました!お返事は改めて本文のほうでさせて頂きますのでちょっとだけお待ちください。
Posted by ジョン太郎 at 2008年06月21日 20:56
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